本日の難読漢字クイズは…
「眼子菜」です!
まなこな?がんしさい?
早速ヒントを見てみましょう!
「眼子菜」の読み方のヒントは?
1.「眼子菜」をひらがなにすると、5文字になります。
2.「眼子菜」は、池や用水路で見たことがあるかもしれません。
3.『肩なる髪は眼子菜のやうに戦ぐ(そよぐ)』与謝野晶子
4.俳句では、「眼子菜」は夏の季語とされています。
正解は…
正解は「ひるむしろ」でした!
「眼子菜」とは、楕円形の葉っぱを浮かせて育つ浮葉性の水草。
地下茎が泥の中にあり、夏以降に棒状に見える花が密に咲きます。
農家の人にとっては厄介な雑草です。
蛭(ヒル)が休息する筵(むしろ)のようだから「ひるむしろ」と名付けられたのだそう。「蛭筵」と書いても正解ですよ。
「眼子菜」は、NHKの朝ドラ『らんまん』にも登場した植物。
花言葉は、清らかな愛、思いやり、清純な心!素朴なイメージですね。
俳句では夏(三夏)の季語となっています。
『山の陽は斜に白し蛭蓆』羽場桂子
「眼子菜」の方言
岩手県:ビルモノ・ビリモノ・ビルゴ・ビルヌキ・トリアシ
沖縄:ヒルムシルー(沖永良部島)・ヒンムシル・ヒンムシロ(奄美大島)
福島県:ビルモ・タクサ
宮城県:コバングサ・ビル・ビルゴ・ヒルモ・ビレモ