今回の難読漢字は「斉唱」「見縊る」「訥訥」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「斉唱」
「斉唱」と書いて、なんと読むか分かりますか?
斉藤さんの「斉」ですが(さいしょう)とは読みません。
でも絶対に「斉唱」したことがあると思います。
子どものころ、みんなで仲良く同じ歌を歌った事ありませんか?
それが「斉唱」です! 音楽の授業など「斉唱」だらけですね。
さて、「斉唱」と書いてなんと読むでしょうか?
「斉唱」読み方のヒントは?
「斉唱」とは、複数の人が同じ旋律を歌うことです。
小学校高学年くらいまでは「斉唱」ばっかりだと思います。
男女に分かれて、さらにパート分けしてから歌うのは「合唱」です。
一人で歌うのは「独唱」なので、開会式などで「国歌斉唱」と紹介されつつ歌手が一人で歌っているのは間違いですね。
歌詞を間違わずに、最後まで歌える曲はいくつありますでしょうか?
「斉唱」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「斉唱」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「せいしょう」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「見縊る」
「見縊る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
この「縊」という漢字が難しいですが、耳では聞いたことのある言葉だと思います!
漫画や小説などにもよく出てくる言葉ですが、平仮名で書かれているかもしれません。
さて、「見縊る」と書いてなんと読むでしょうか?
「見縊る」読み方のヒントは?
「見縊る」とは、軽視する。あなどる。見さげるという意味です。
相手の事を一目見ただけで、軽く扱ったりしていると、手ひどいしっぺ返しがあるかも知れません。
他にも自分や、自分にとって大切な人、自分の家族が人に見縊られたら腹が立ちますよね。
なので自分も、人の事を見縊るような行為はしない方がいいでしょう。
ちなみに「縊る」は、しばり首という意味でざっくり言うと、首を絞めて殺すという言葉です。
でも、「見縊る」の読み方は(みしばる)ではありません!
「見縊る」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇る」です。
さて、もうわかりましたか?
「見縊る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「みくびる」
です!
「俺の事を見くびるな!」とか、少年漫画によく出てくるセリフですね。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「訥訥」
「訥訥(訥々)」の読み方をご存じでしょうか?
「のうのう」ではありませんよ。
「納」という字は「のう」と読みますが、「訥」とはよく見ると少し違いますね。
日常会話ではあまり使いませんが、小説などでちょくちょく見かける表現です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「訥訥」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 口ごもりながら話すさま
- 「彼は訥訥と語り始めた」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「訥訥」の読み方!正解は!?
正解は「とつとつ」です!
「訥訥(とつとつ)」とは、ヒントでも示したように、口ごもりながら話すさまをいいます。
饒舌ではなく、途切れながら少しずつ話すという印象でしょうか。
「訥」という字は「言」に「内」ですが、この漢字の成り立ちが意味を表しています。
つまり言葉をうまく外側に発することができず、内側にこもっている状態を示しているんです。
漢字の形は意味そのものを表すことも多く、とても面白いですね。