今回の難読漢字は「螺旋」「紫茉莉」「椀飯振舞」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「螺旋」
「螺旋」と書いて、なんと読むか分かりますか?
回転というイメージで合っています。
ロレットチャペルにある螺旋階段は、支えがない状態にも関わらず浮いたようにぐるぐると階段が続いています。
謎に包まれた螺旋状の階段ですが、死ぬまでに一度は見てみたいですね。
さて、「螺旋」と書いてなんと読むでしょうか?
「螺旋」読み方のヒントは?
「螺旋」とは、回転しながら上昇や下降するような3次元の曲線のことです。
難しく考える必要はなく、巻貝やコイルのような物をイメージしてもらえば簡単ではないでしょうか?
螺旋階段はくるくる回りながら、上がったり下りたりできる階段です。
省スペースでできることから、最近リビングから二階に上がる階段としてもよく使われています。
「螺旋」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「螺旋」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「らせん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「紫茉莉」
「紫茉莉」って何て読むかわかりますか?
(しまり)ではありません。
花の名前です。
(むらさきのまつり)とも読みます。
しかし、もっと慣れ親しんだ読み方があります。
この読み方を知っていれば、何の植物なのかすぐに分かります!
「紫」(むらさき)という漢字が使われていますが、
「紫色」に囚われると正解から離れてしまうかも・・・。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「紫茉莉」の読み方のヒントは?
- 植物の名前です。
- 原産地は南アメリカです。
- 花の色は、赤紫・ピンク・黄色・白などがあります。
- 花は夕方に咲き、朝には閉じてしまいます。
- 黒い種が特徴的です。種を割ると白い粉が・・・
さあ、何と読むか分かりましたか?
「紫茉莉」の読み方、正解は……
正解は……
「おしろいばな」
です。
「白粉花」「夕化粧」「お化粧花」「白粉草」「夕錦」「燕脂花」「野茉莉」とも書きます。
英語では「Four o’clock」とも呼ばれています。
午後4時頃に咲くことからこの呼び名がつきました。
人目を避けて夕方に花を咲かせるところから、花言葉は「臆病な愛」「内気」などがあります。
同じ株から違う色の花を咲かせることもあることから「恋を疑う」という花言葉も持っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「椀飯振舞」
「椀飯振舞」の読み方をご存じでしょうか?
「わんめし…」と読みかけたあなた、既に間違っています。
意外にも日常で耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「椀飯振舞」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇〇」の8文字です
- 盛大にもてなすこと
- 「そんなに椀飯振舞して大丈夫ですか?」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「椀飯振舞」の読み方!正解は!?
正解は「おうばんぶるまい」です!
「椀飯振舞(おうばんぶるまい)」とは、「気前よく料理やお酒を奢ること」や「盛大にもてなすこと」を言います。
「大盤振舞」と書いても「おうばんぶるまい」と読めますが、実は当て字です。
そもそも「椀飯(おうばん)」とは宮中行事の際に公家に供された膳のことで、ごちそうという意味はありません。
行事の際に食べるお弁当のように実用的な食事だったようです。
ところが時代と共に「椀飯」という慣習がなくなり、意味の通じやすい「大盤」へと変化していったと考えられています。
出典:コトバンク