今回の難読漢字は「茅屋」「望潮魚」「哥倫比亜」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「茅屋」
「茅屋」と書いて、なんと読むか分かりますか?
よく間違えるのが(かや)ですが、もちろん(かや)とは読みません。
でも頭に浮かぶイメージで合っていると思います!
さて、「茅屋」と書いてなんと読むでしょうか?
「茅屋」読み方のヒントは?
「茅屋」とは、かやぶきの屋根の家のことです。
他にも、みすぼらしい家や、あばら屋の事を「茅屋」といいます。
現代ではかやぶき屋根の家は、ほとんど見ないので、貧祖な家という意味で使うことが多いと思います。
長い間手入れされていないような家なんかも「茅屋」ですね!
他にも、自分の家を謙遜して「茅屋」なんて言う人も。
しかし本当にかやぶき屋根の家だったら、珍しくて逆に見に行きたくなるものです。
「茅屋」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
もうひとついうと「ぼう〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「茅屋」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ぼうおく」
です!
「茅」は(かや)(ちがや)の他に(ぼう)とも読みます。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「望潮魚」
「望潮魚」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「もちしおざかな」になりますが、もちろん間違いです。
推測から読むのはかなり難しいかと思います…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「望潮魚」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 魚の名前ではありません
- 柔らかく煮て食べると絶品
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「望潮魚」の読み方!正解は!?
正解は「イイダコ」です!
「望潮魚(イイダコ)」はマダコ科の軟体動物で、東アジアの浅海に生息する体長約5~20cmの小さなタコ。
漢字で書く場合は「飯蛸」と表記することが多いので、なかなかの難問でした。
腹(頭に見える部分)の中にご飯粒のような卵を持つことから「飯蛸(イイダコ)」と呼ばれるようになったそうです。
砂糖、しょうゆ、みりん、生姜で煮込んだ「望潮魚のやわらか煮」は、酒のつまみにもご飯のおかずにもピッタリ。炊き込みご飯や天ぷらにしても美味しいですよ。
最後はこの漢字!「哥倫比亜」
「哥倫比亜」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「かりんひあ」ですが、もちろん間違いです。
当て字のひとつなので、知らないとなかなか読むのは難しいかも…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「哥倫比亜」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 通常はカタカナで書きます
- 南アメリカにある国の名前
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「哥倫比亜」の読み方!正解は!?
正解は「コロンビア」です!
「哥倫比亜(コロンビア)」は南アメリカの北端に位置し、コーヒー栽培が盛んなことで有名な国。
元はスペインの植民地だったのですが、1819年に国家として独立しました。
アメリカ大陸を発見した「クリストファー・コロンブス」が「コロンビア」という国名の由来になっています。
冒頭でも紹介したように、コロンビアを「哥倫比亜」と書くのは当て字です。
漢字には「読み方」と「意味」があり、このふたつの用法を満たさないものを「当て字」といいます。