漢字読み講座

「彷彿」「赫焉」「備中呉妹」これら3つの難読漢字が読めたら漢字マスター!

今回の難読漢字は「彷彿」「赫焉」「備中呉妹」です。

読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読むことができますますか?

1問目はこの漢字から!「彷彿」

彷彿と書いて、なんと読むか分かりますか?

「彷徨う」(さまよう)の「彷」に「彿」ですが、「沸騰」(ふっとう)の「沸」ではありません。

なんとなく意味は解るけど、なんだったっけ?

という人は、ヒントを参考に思い出してみてください。

さて、「彷彿」と書いてなんと読むでしょうか?

「彷彿」読み方のヒントは?

彷彿とは、よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。ぼんやり見える事です。

何かを見て、何かを思い出すのは「彷彿」かも知れません。

若いころに見たファッションが、再び流行った時「若いころを思い出す」なんてのも彷彿ですね。

子どものころの写真を見ると、子どもの頃の思い出が彷彿することはありませんか?

「彷彿」読み方のもうひとつのヒントは?

ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。

さて、もうわかりましたか?

「彷彿」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

 

 

「ほうふつ」

です!

 

いい思い出だけ彷彿させたいものですね。

ぜひ、覚えておきましょう。

2問目はこの漢字!「赫焉」

「赫焉」の読み方をご存じでしょうか?

「赤」は「せき」と読むことができ、「焉」は「為」に似ているため「せきい」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。

漢字が難しい上に現代ではあまり使われない表現なので、かなりの難読だといえます。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「赫焉」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. 炎が赤々と燃え上がる様子を表します
  3. 類義語に「赫灼」があります

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「赫焉」の読み方!正解は!?

正解は「かくえん」です!

「赫焉(かくえん)」とは、ヒントに示したように「炎が赤々と燃え上がる様子」や「非常に明るいさま」を表す言葉。

また、「赫灼(かくしゃく)」も同じく「光り輝いて非常に明るい様子」のことで「赫焉」と類義語になります。

人気漫画「鬼滅の刃」に「赫灼の子」というフレーズが登場するので、「赫灼」は知っている方が多いかも知れませんね。

最後はこの漢字!「備中呉妹」

「備中呉妹」という駅があるのはご存知でしょうか?

井原鉄道・井原線の駅の1つ何ですが・・・ローカル線なので地元の人でないと難しいですよね。

「備中」とつくということはもしかしてあの県・・・?

何と読む駅なのか、さっそく見ていきましょう。

「備中呉妹」の読み方のヒントとは・・・?

それではヒントです!

ずばり、「備中」とつく通り、「備中呉妹」駅のある県は岡山県です。

岡山県西部の旧国名が「備中(びっちゅう)」なのは、広く知られていますよね。

なので「備中呉妹」の読み方は、「びっちゅう〇〇〇」となります。

〇に入る言葉を考えてみてください!

「備中呉妹」の読み方の答えは・・・

正解は、「びっちゅうくれせ」でした!

「備中呉妹(びっちゅうくれせ)」駅は、岡山県倉敷市真備町尾崎井野にある駅です。

かつてこの地が昭和27年までは「呉妹村」だったことから、駅名としてつけられたというわけです。

ちなみに「呉妹駅」は、この駅以外には日本国内には存在しません。

なので、なぜ「備中」とつけたのかは不明なんですって!

「備中呉妹」駅は、1日の乗車人数100人ほどののどかな雰囲気の無人駅なんですよ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!