今回の難読漢字は「岳父」「屠竜」「仕来り」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか？
目次
1問目はこの漢字から！「岳父」
「岳父」の読み方をご存じでしょうか？
素直な方はそのまま「たけちち」と読んだかもしれませんが、残念ながら間違いです。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか？
今回は、読み方と一緒に意味も考えてみて下さいね。
「岳父」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 訃報や弔電で見かけたことがあるかも…？
- 夫婦の男性側が使う言葉です
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「岳父」の読み方！正解は！？
正解は「がくふ」です！
「岳父（がくふ）」とは、夫婦の男性側が妻の父を指して言う言葉。
ちなみに、女性側から夫の父を指す場合は「岳父」ではなく単に「父」といいます。
日常では滅多に耳にしない言葉なので、知らなかったという方も多いかもしれません。
「妻の父親」という言い方も間違いではありませんが、公の場では大人の言葉として「岳父」を使った方がふさわしいといえるでしょう。
知らなかった方はこの機会にぜひ覚えておいてくださいね。
2問目はこの漢字！「屠竜」
「屠竜」の読み方をご存じでしょうか？
「屠」は「屠殺（とさつ）」などの「と」ですが「竜（りゅう）」と続けて「とりゅう」と読むのは、残念ながら間違いです。
日常では使わない言葉なので、正解できる人はかなりの漢字通ですね！
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか？
「屠竜」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 問題なのは「竜」の読み方です
- 「この勉強法で努力しても屠竜に終わるだろう」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「屠竜」の読み方！正解は！？
正解は「とりょう」です！
「竜」を「りょう」と読むのは意外だったのではないでしょうか。
「屠竜」の「屠」は訓読みだと「屠る（ほふる）」で「動物の体を切ってばらばらにする」「打ち負かす」という意味。
しかし、竜は伝説の動物なので捕えて殺しても何の利益もありません。
転じて「屠竜」とは「実際には利益がない」という意味になります。
なかなか奥の深い言葉ですよね。
この機会にぜひ覚えて、友達や家族に教えてあげてくださいね。
最後はこの漢字！「仕来り」
「仕来り」の読み方をご存じでしょうか？
素直な方はそのまま「しきり」と読んだかもしれませんね。
残念ながら間違いです。
小学校で使う漢字しか使っていないのに、なかなか読み難い…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか？
「仕来り」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇り」の4文字です
- 「為来り」と書く場合もあります
- 「仕来り通りに事を運ぶ」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「仕来り」の読み方！正解は！？
正解は「しきたり」です！
「仕来り（しきたり）」とは、昔からの慣習や習わしのこと。
一般にはひらがなで表記する場合がほとんどですが、ヒントに示したように「為来り」と書くこともできます。
よく耳にする言葉でも、漢字で書くと本当に読み難いですね。
また、「仕来り（しきたり）」は「仕来る（しきたる）」という動詞の連用形で、類語としては「決り」「因習」「習わし」「慣習」などがあります。
