「魬」の読み方をご存じでしょうか?
「魚(ぎょ)」+「反(はん)」で「ぎょはん」と読むのはもちろん間違いです。
「魚編」が付いた漢字のお約束として、魚の種類には違いなさそうですが…
とても身近な魚の名前なので、知ってる方はすぐにわかったかも。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「魬」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 出世魚のひとつです
- 関東と関西で呼び方が異なります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「魬」の読み方!正解は!?
正解は「ハマチ」です!
「魬(ハマチ)」はスズキ目アジ科ブリ属の魚で、成長につれて名前が変わる出世魚のひとつ。
ハマチのまるまるとして張りのある体型から魚編に「反」が付いて「魬」という字で表されるようになりました。
ちなみに、はまちとブリは見た目がとても似ていますよね。
それもそのはず、両方とも同じ魚なのです。
ハマチは体長が40cm以上、メジロは60cm以上、ブリは80cm以上というように名前が変わりますよ。
ただし上記は関西の場合で、関東や別の地域ではまた異なった名前がついているからややこしいのですが…
出世魚として名前が変化したり、地方によって呼び名が変わったりするのも、四方を海に囲まれて魚と深い関りを持ってきた日本ならではといえるでしょう。
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