「虚空」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「きょくう」と読んでも間違いではありませんが、ほとんどの場合もう一つの読み方で読まれています。
「きょくう」と読むのは間違いだと思っている人もいるので、この機会にもう一つの読み方も覚えておきましょう。
さて、あなたにはもう一つの読み方がわかりますか?
「虚空」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 「空」は「くう」と読んでOK
- 「虚空をつかむ」という表現があります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「虚空」の読み方!正解は!?
正解は「こくう」です!
「虚空(こくう)」とは、「何もない空間」や「架空のこと」を意味する言葉です。
ただし「きょくう」と読んだ場合は「架空のこと」という意味に限定されるため注意しましょう。
「虚」という字は「虚言(きょげん)」や「虚無(きょむ)」「空虚(くうきょ)」のように「きょ」と読まれる例が多いため「虚空(きょくう)」と読んでしまいがちです。
しかし「虚無僧(こむそう)」「虚仮威し(こけおどし)」のように「こ」と読まれる場合もあります。
また、「虚空(こくう)」はそもそも仏教用語で「一切を包括し擁する、色もなく形もない本源的な真如の世界」といった意味を持ちます。
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