漢字読み講座

「貴ぶ」の読み方は?もちろん「きぶ」ではありません【難読漢字】

「貴ぶ」の読み方をご存じでしょうか?

「貴」は「貴族(きぞく)」や「高貴(こうき)」の「き」ですが、「きぶ」と読むのは間違いですよ。

日常会話ではあまり登場しないものの、新聞や書物の文章内では時々見かける言葉です。

読み方は2種類。今回はどちらで答えても正解とします。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「貴ぶ」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇ぶ」の4文字
  2. 「あがめる」などの意味になります
  3. 「尊ぶ」と書くことも

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「貴ぶ」の読み方!正解は!?

正解は「たっとぶ」または「とうとぶ」です!

「貴ぶ(たっとぶ/とうとぶ)」とは、尊いものとしてあがめる、大切に扱う、重んずるという意味。

ヒントにも紹介しましたが「尊ぶ」と表記することもでき、あまり使われませんが「尚ぶ」と書いても同じ読み方になります。

ただし、上記の3つの漢字は以下のようにそれぞれ意味が異なります。

  • 貴:身分や価値が高い
  • 尊:尊敬に値する
  • 尚:あがめる

同じ「とうとぶ/たっとぶ」であっても、どの漢字を使うかで微妙に意味合いが違ってくるので、注意が必要です。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!