「和布」
これを「わふ」と読んだ方は、手芸が得意な方でしょう。手芸で使う柔らかく手触りのよい布地のことを「和布(わふ)」と呼びます。
でも実はこの漢字、他にも2つ読み方があるのです!
さて、なんと読むでしょう?
「和布」読み方のヒントは?
ヒントは、食卓によく登場するあの食べ物の名前です。別の漢字で「若布」と書くこともあります。
みそ汁の具や煮しめ、酢の物と和食に欠かせない海の幸です。
もう読めましたね!
「和布」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「わかめ」
です!
そしてもうひとつ
「にきめ」
です!
「わかめ」と「にきめ」どちらも海藻ですが、ちょっとだけ意味が違います。
「わかめ」は名前を聞いて浮かぶあの昆布科の海藻です。
一方「にきめ」と読むとやわらかな海藻という意味です。「和布(わふ)」と読む時も同じですが「和」という漢字には「やわらかい」という意味があります。
ちなみに「海布」と書いて、わかめなど食用になる海藻の総称として「め」と読みます。「和布(わかめ)」の「め」はここからきています。
つまり「和布」は、海のやわらかい布という意味でまさにイメージ通りですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!