睡眠の質を上げる

目が疲れは睡眠不足のせい? 目のショボショボどうにかしたい!

夜更かしやなかなか眠れなかった翌朝は、なんだか目がショボショボしたり、目が重く感じることはありませんか?それは睡眠不足のせいかもしれません。睡眠は心身共に休めるためにとても大切であり、目そのものを休める時間でもあります。今回は「睡眠不足と目の疲れ」について解説させていただきます。

睡眠不足による目の影響

睡眠不足になると身体の疲れや日中眠くなるだけでなく、頭がぼーっとして集中力の低下につながる他、目の疲れを感じるようになります。

睡眠不足による目の違和感

睡眠不足による目の違和感について以下が挙げられます。

  • 目が疲れる
  • 目がかすむ
  • 目が痛く感じる
  • 目が充血する
  • よく涙がでる
  • 目は乾く

睡眠不足による目への影響

睡眠不足により、ものの見え方が低下することで作業効率が悪くなってしまいます。睡眠不足による目への影響について説明させていただきます。

①認識スピードの低下

睡眠不足になると頭がぼーっとして、情報が網膜から脳への伝達速度が遅くなり、認識するスピードが低下してしまいます。脳へ伝わる速度が遅くなると作業効率も悪くなってしまいます。

②コントラスト感度の低下

睡眠不足になると物をすぐに認識しづらくなり、近くのものが見にくくなったり、コントラスト感度が低下したり凹凸を見分けにくくなったります。

③目の調節能力の低下

睡眠不足になると目の調節力が乏しい状態になり、近くのものが見えにくくなります。

睡眠不足のときの目の対処法

睡眠不足で目が疲れたと感じたときは、目を休めるために睡眠や仮眠をとることが一番ですが、仕事中のときは以下の方法に試してみましょう。

①目の体操をする

目の緊張をほぐすように遠くや近くを見たり、左右を交互に見るなど30分~1時間ペースで行うようにしましょう。

②目を閉じる

1時間の作業につき、1分ほど目を閉じたり、まばたきをする回数を増やすことで目の周りの筋肉の刺激になり、目の疲れを回復することができます。

③目を温める

蒸しタオルで目を温めると視界がすっきりしますが、仕事中の場合は簡単にできる「パームアイ」がオススメ!パームアイとは、手の平をこすって温め、目を圧迫しないように空間を作りながら両手で目を隠し、手の熱で目を温める方法です。

④目のツボをおす

目の疲れを感じたときに目のツボを指の腹でやさしく押してみましょう。

睛明(せいめい)

目頭(目のいちばん内側)と鼻の付け根の間のくぼみにあるツボです。
視力を回復させて目のかすみを改善する効果が期待できます。

魚腰(ぎょよう)

眉毛の真ん中のくぼんでいる部分にあるツボです。
目の腫れや充血、痛みやかすみなどに効果が期待できます。

瞳子髎(どうしりょう)

目尻のさらに指1本分外側にあるツボです。
目の痛みや頭が痛いときなどに効果が期待できます。

太陽(たいよう)

眉毛の一番外側と目の一番外側を結んだ線の中心から少し外側にあるこめかみのくぼみにあるツボです。目の充血やめまいなどに効果が期待できます。

四白(しはく)

目の中心の真下の頬骨の下のくぼみにあるツボです。
目の痛みや充血、目のかゆみなどに効果が期待できます。

まとめ

1日のパフォーマンスを向上させるためには、その日の疲れを残さずにぐっすり眠ることが大切です。翌朝にだるさや目の疲れが残っているときは睡眠の質が低下している場合があります。生活習慣を見直していきながら、快適な睡眠をめざしていきましょう。