漢字読み講座

【難読漢字】「寅む」の読み方は?もちろん「とらむ」ではなく・・・

「寅む」の読み方をご存じですか?

「寅」といえば十二支の「トラ」をあらわす漢字ですが「とらむ」とは読みません。

それでは、いったい何と読むのでしょうか?

「寅む」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○つしむ」の4文字
  2. 訓読みです
  3. 「虔む」も同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「寅む」の読み方、正解は・・・


正解は

「つつしむ」

です!

「寅」という漢字は、十二支の3番目という意味の他に読み通りの「つつしむ」という意味があります。「つつしむ」には様々な意味がありますが、ここでは「かしこまる」という意味で使われています。

「寅む」と同じ読み方をする漢字

「つつしむ」という言葉は様々な漢字が当てられています。意味によっては使い方に違いがありますが、「寅む」のように「かしこまる」という意味で使われている漢字の一部を紹介します。

  • 矜む・・・つつしむ、うやまう
  • 恭む・・・畏まる。礼儀正しくつつしむ。
  • 虔む・・・緊張してつつしみ深くする。心をひきしめてかしこまる。
  • 敬む・・・うやまう。恭しく畏まる。尊ぶ。物事を注意深く行う

なお、「寅」と上記の漢字を合わせた熟語恭」「寅虔」などもあります。意味は「つつしみ敬う」です。

意外な読み方の「寅む」を是非覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。