今日の難読漢字は
「欷歔」
「誣謗」
「諾威」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「欷歔」!
「欷歔」は、一見どう読んでいいかさっぱりわかりませんよね……。
ところが、ルールが分かれば思った以上に簡単に読めるんです!
そのルールとは「漢字の左側の部分を読むこと」!
さて、あなたは何と読みましたか?
「欷歔」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ききょ」
です!
「欷歔」は、
「すすり泣くこと」「なげく」という意味の言葉です!
実は「欷」と「歔」、どちらも「すすり泣く」という意味があります。
同じ漢字を重ねることで、意味を強調している言葉です。
それぞれの漢字の左側「希」「虛」を読むと、正解の「ききょ」になりますよ。
どちらも漢字検定では1級相当という、かなり難しい漢字!
ヒントなしで正解できた方は、相当漢字がお好きな方ではないでしょうか?
似たような言葉として「欷泣(ききゅう)」という言葉もありますよ。
難しい漢字な上に、漢詩や訳詩などで使われるため、
普段から見聞きする言葉ではありません。
使う機会は少ないけれど、読めたらかっこいい「欷歔」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「誣謗」!
「誣謗」は、「みぼう」などと読んでしまう方がいるのでは?
コレは間違い。「謗」の読み方は合っているのですが、
「誣」がちょっと難しいかも。ひらがな1文字なのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「誣謗」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ふぼう」
です!
「誣謗」は、
「事実をまげてそしる」という意味の言葉です!
「そしる」とは、人のことを悪く言ったり、非難してけなしたりすることを言います。
一般的によく知られているのが「誹謗」ではないでしょうか。
「誹謗中傷」などの言葉が知られていますよね。
「誹謗」は「根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つける」という意味があり、
「誣謗」とよく似ています。
「誣謗」には作りごとなど、ないことをでっちあげて非難するという意味が強め。
妄信や勘違いなどと違い、悪意が強い言葉です。
もし周りに誣謗をしてくる悪意のある人間がいたら、
すぐに遠ざけることをおすすめします!
使う機会が少ない方がいい「誣謗」ですが、覚えておいて損はなし!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「諾威」!
「諾威」を「だくい」と読んだ方はいませんか?
正解はまったくの別物。実はとある国の名前なんです!
北欧のとある国なのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「諾威」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ノルウェー」
です!
「諾威」は、
「ノルウェー王国」のこと!
ノルウェー王国は、北欧三国の一端を担う国です。
首都はオスロで、スウェーデン・ロシア・フィンランドと国境を接しています。
古くはヴァイキングがいた国でもあり、
長い歴史とその歴史が育んだ独自の文化をもっています。
日本人にとってお馴染みなのが『ノルウェイの森』!
村上春樹の代表作であり、タイトルの元ネタである
ビートルズの『Norwegian Wood』も有名ですよね。
また、ノルウェーで有名な画家といえば、エドヴァルド・ムンク!
「叫び」という作品が有名ですが、この作品のインスピレーションを受けたのも、
ノルウェーのオスロだったのだとか。
意外と馴染み深い「ノルウェー」。
ぜひ漢字も覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!