そのまま読むと「おつちち」と読んでしまいそうな、この地名。埼玉県の秩父(ちちぶ)に少し似ていますが、埼玉県ではありません。
さて、何と読むのでしょうか?
「乙父」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇っ〇」3文字。真ん中の文字は小さい「つ」です。
ヒント➁ 群馬県の諏訪山の近くにある地名称です。
「乙父」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おっち」です!
ここは、群馬県多野郡上野村(ぐんまけん たのぐん うえのむら)にある地名です。
近くには神流川(かんながわ)が流れていたり、山々に囲まれている自然豊かな地域ですね。
【地元の行事のご紹介】
乙父には、「乙父のおひながゆ」と言われる行事があります。
民話に「昔、神流川を流されてきたお姫様を助けて、おかゆをあげて元気になってもらった」ということから始まった乙父地区の行事です。
子供たちが河原に「お城」と呼ばれる円形の石積みを作り、この中にこたつやお雛様を運び込み、食べたり遊んだりして一時を過ごすそうです。
地域行事って、なんだか暖かいものが多くていいですね!