「辱い」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「侮辱」「屈辱」といった熟語もあり、この場合は音読みで「ジョク」と読みますが、
「辱い」と表記されている場合は訓読みをしなければなりません。
さて、「辱い」は何と読むでしょうか?
わからなかったあなたは、
下記の解説を参考にしてくださいね。
「辱い」の読み方のヒントはコレ!
まずはヒントとして「辱い」の意味を紹介します。
- ヒント1:【意味】感謝の意を表す言葉。もったいない。恐れ多い。
- ヒント2:【語源】「難し気無し」や「勝たじ気甚し」など、語源については諸説ある。
古語の「かたじけなし」の口語形。
時代劇などで「辱い!」というセリフを聞いたことがあれば、ぱっと読めるはずです。
そろそろわかりましたか?
「辱い」の読み方!正解は…?
「辱い」の読み方、正解は……
「かたじけない」です!
無事正解できましたか?
「辱い」の意味は?
「辱い」の意味は、大きく分けて3つあります。
- もったいない。恐れ多い。
- 感謝の念でいっぱいであるさま。身にすぎて、ありがたい。
- 恥ずかしい。面目ない。
単純に感謝の気持ちを表現する際にも使われますが、
「自分にはもったいないことだ」「こんなによくしてもらって恐れ多い」など、
申し訳ない気持ちを表現するときにも使用される言葉です。
日常生活で使用する機会はほとんどありませんが、
時代劇や昔の日本を描いた映画などで
「辱い!」といったセリフを聞いたことがある方は多いでしょう。
響きや意味から、日本の奥ゆかしさを感じますよね。
まとめ
「辱い」は「かたじけない」と読み、「もったいない」
「感謝の念でいっぱいであるさま」「面目ない」といった意味を持つ言葉です。
現代人ともなると言葉に出す機会は少ないですが、
もし「辱いです」などと挨拶されたときに困ってしまわぬよう、
読み方と一緒に正しい意味も覚えておくとよいでしょう。