今日の難読漢字は
「型録」
「曹達」
「奈破翁」
の3つです。いずれも外来語という共通点があります。早速いってみましょう!
目次
まず最初の難読漢字は「型録」!
「型録」 「型録」は外来語に漢字を当てはめた言葉です。つまり和製漢語ですね。 和製漢語は発音重視のものと意味重視のものが有ります。 実は型録という言葉、発音も意味も近いのでうまく連想できれば正解は簡単かもしれません。「型録」読み方はカタカナ4文字
ヒントは、カタカナ4文字! ちなみに「かたろく」ではないですよ、そのまますぎますからね。 型録は「目録や案内書」という意味の言葉です。目録と書くと想像がつきにくいですが、車や電化製品など大きな買い物をするときは一度目に通すもの思えば具体的にイメージできると思います。「型録」の読み方、正解は・・・
それでは正解です。 正解はカタログでした。 型録はカタログが外来語として日本にやってきたときに漢字が当てられた当て字です。 いまではカタカナ表記が当たり前ですが、ヨーロッパの概念をあらわすときに無理矢理漢字にしたのに意味と発音がそれほど乖離していないのが驚きですよね。次の難読漢字は「曹達」!
「曹達」 「型録」も外来語に漢字を当てはめた言葉です。つまり和製漢語です。 どちらかと言うと発音が近い和製漢語かなと思います。直感で正解できるのではないでしょうか。「曹達」は炭酸飲料?
曹達は「ある飲み物」をあらわす言葉です。 この漢字重曹の曹に友達の達が組み合わさってできていますね。ところで重曹は水に溶かすと炭酸水のようにしゅわしゅわと解けますよね。 ここで大ヒント!曹達は炭酸飲料です。「曹達」の読み方、正解は……
それでは正解です。 正解はソーダでした。 曹達はソーダが外来語として日本にやってきたときに漢字が当てられた当て字です。 曹も達も単体では炭酸飲料っぽいイメージはないですが、重曹や友達と飲む飲料水と連想するとピッタリのような気もします。とはいえ少し強引でしょうか。最後の難読漢字は「奈破翁」!
「奈破翁」 「奈破翁」は外来語に漢字を当てはめた言葉で、「歴史上の偉人」をあらわす言葉です。 外来語ということは当て字ですので発音から想像するしかないですが、実は「翁」が鬼門です。「奈破翁」はあのフランス皇帝!
「奈破翁」はフランスの偉人です。エジプト行った軍人で、イギリスをヨーロッパから孤立させようと政治的なこともしています。 なんとか翁という表現は昔、日本で外国の人名を日本語で表すときによく使われた表現です。たとえばトルストイのことをト翁と表記するなどです。 ここで大ヒント!馬にまたがった肖像画が有名なあの人物です!「奈破翁」の読み方、正解は……
それでは正解です。 正解はナポレオンでした。 奈破翁はイタリアの軍人、皇帝であったナポレオン・ボナパルトです。翁は「~さん」のように名前の後に着けて敬意を示す接尾語のような使われ方をされる漢字です。 奈破をナポと読もうと思えば読めるかもしれませんが翁にレオンを担当させるのは無理そうですよね。しかしトルストイ(托爾是泰)のように難しい漢字だらけにされるよりはわかりやすいかもしれませんね。 今日の漢字はいずれも外来語だったので意外な知識が役だったかもしれません。 最後までお読み頂き、ありがとうございます!ABOUT ME