今回の難読漢字は「薯蕷汁」「塩汁鍋」「銅鑼焼」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「薯蕷汁」
「薯蕷汁」の読み方をご存じでしょうか?
「薯蕷」は「じょうよ」とも読めるので「じょうよじる」と読んでも間違いではありませんが、もっと一般的な読み方があります。
もちろん日常でもよく耳にする言葉ですよ。
「汁」が付いているので、何かの料理の名前だと見当がつきますが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「薯蕷汁」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- ある種類の芋が材料になっています
- 麦飯によく合います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「薯蕷汁」の読み方!正解は!?
正解は「とろろじる」です!
「薯蕷汁(とろろじる)」とは、山芋や長芋をすり下ろしてだし汁などと合わせて調味したもの。
麦飯と薯蕷汁は相性が良く、薯蕷汁を麦飯の上に乗せたものは「麦とろ」や「麦とろご飯」と呼ばれますね。
大麦はビタミン、ミネラルが豊富で、山芋の酵素が麦飯に含まれるでんぷんの消化吸収を助けるためとても体に良いのだそうです。
ちなみに薯蕷汁はご飯がよく進むことから、「飯(いい)やる」と「言いやる」を掛けて「言伝汁(ことづてじる)」とも呼ばれています。
2問目はこの漢字!「塩汁鍋」
「塩汁鍋」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「しおじるなべ」ですが、もちろん間違いですよ。
「鍋」という字が付くことから推測できるように、鍋物の一種の名前です。
いったいどんな鍋物なのでしょうか…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「塩汁鍋」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字
- 秋田県の郷土料理です
- 「汁」は「つる」と読みます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「塩汁鍋」の読み方!正解は!?
正解は「しょっつるなべ」です!
名前を聞くと、大抵の方は知っているのではないでしょうか。
「食べたことがある」という方も多いかも知れませんね。
「塩汁鍋(しょっつるなべ)」とは秋田県の郷土料理で、白身魚のハタハタや野菜、豆腐などを使った鍋物。
魚を1年以上塩漬けにしてできた「しょっつる」と呼ばれる魚醤(ぎょしょう)を使って調味するのが特徴です。
味はかなり塩辛いものですが、魚に含まれるアミノ酸が豊富で、奥深く豊かな味わいを楽しむことができます。
最後はこの漢字!「銅鑼焼」
「銅鑼焼」の読み方をご存じでしょうか?
もちろんですが「どうらやき」ではありませんよ。
でも、実はとても惜しい…!
もうわかったという方が多いかもしれませんね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「銅鑼焼」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 食べ物の名前です
- アニメで人気のロボットの大好物
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「銅鑼焼」の読み方!正解は!?
正解は「どらやき」です!
少し簡単すぎましたか…?
冒頭の部分を読んだ段階で、タイトルだけではわからなかった方もすぐに正解できたかも。
「銅鑼焼(どらやき)」とは、円盤状のカステラ風の2枚の生地の間にあんこを挟んだお菓子のこと。
「ドラえもん」の大好物として有名ですよね。
銅鑼焼という名前は「楽器の銅鑼に形が似ている」ことに由来してつけられたと言われています。
クリームやフルーツを使ったおしゃれな洋菓子も美味しいけれど、ふわっとした生地の間に挟んだあんこの優しい甘みは、和菓子の良さを感じさせますね。