今回は3問、漢字クイズを出題させていただきます。
3つとも分かれば漢字マスターともいえるかもしれません。
頑張って挑戦してみてください!
目次
1問目は「蕨」
まず読んでいただくのは「蕨」という漢字です。
地名などで目にすることもしばしばあるのでそこまで難しいと感じない方もいるかもしれませんが、事前知識なしだと読むのは難しいと思われます。
漢字1文字に対して読みは3文字。
「◯◯◯」
あなたは読むことができますか?
「蕨」の読み方のヒントは?
「蕨」はある山菜の名前を指す単語です。
春になるとたくさん生えてくるので、酢漬けにして食べたことがある方も多いと思います。
少し切り立った崖のような場所に生えることが多いものです。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
わらび
でした!
個人的には山あいにある祖父母の家に遊びに行ったとき、よく蕨を取りに行っていたので思い出深いものですが、それ以外の場所ではあまり見たことがないような気もします。
ちなみによく似た山菜にゼンマイというものがありますが、生えている場所で見分けるそうです。
興味をもったらぜひ調べてみてください!
続いて2問目「薬袋」
続いての問題です。「薬袋」という漢字をなんと読みますか?
普通に考えると「くすりぶくろ」になりますし、病院などの医療現場では「やくたい」と読みます。たしかにそれらはどちらも正解です。
しかし難読漢字クイズなのですから、それで終わるわけはありません。
「くすりぶくろ」以外の読み方を知っていますか?
スラスラと読めたあなたは、もしかすると漢字マスターの素質があるかも知れません。
「薬袋」の読み方のヒントは?
この漢字から推測するのは至難の業です。
あまり出すことができるヒントも無いのですが、読みは3文字で「み」からはじまります。
「み〇〇」
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
みない
でした!
私はこれまで出会ったことがありませんが、山梨県の一部の地域には「薬袋」という名字の方がいらっしゃるそうです。
ちなみにこの読みの由来は武田信玄が薬の入った袋を落とした際、家来はその中身を「見ない」ようにしたためだと言われています。
薬から健康状態がわかるので、中に何が入っているかは機密情報だったんですね。
そのまま家来は「薬袋(みない)」という名字を賜ったようなのですが、裏付ける資料も乏しいので真偽の程はわかりません。
最終問題「巻繊汁」
最後の問題は「巻繊汁」という漢字。
なんだか難しいように見えますが、きっと読みを聞くとしっくりくるはずです。
この漢字、あなたは読むことができますか?
「巻繊汁」の読み方のヒントは?
「汁」という漢字が表すとおり、これは汁物料理のひとつです。
豆腐や大根、にんじんなどの具材を煮込んで作られます。
醤油ベースなので豚汁よりあっさりとした味わいが特徴です。
給食で食べたという方も多いはず。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
けんちんじる
でした!
中国から江戸時代に伝わった「巻繊(けんちん)」という料理がルーツになっているそうです。
それゆえ、意味より読みが優先されているような漢字のつくりなんですね。
漢字は少し読みづらいですが、これが「けんちんじる」だと思うと案外しっくりきませんか?
今日の夕飯に迷ったとき、ヘルシーなものを食べたくなった時。
ぜひ巻繊汁の存在とともにこの漢字を思い出してみてくださいね。
3問解いてみて、いかがでしたでしょうか?
もっと漢字を知りたくなった方は、ぜひ別のクイズにも挑戦してみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!