難読漢字クイズのお時間です!
今回出題するのは「轆轤」「駱駝」「齷齪」の3つの漢字。
それでは早速いってみましょう!
最初の漢字は「轆轤」
ひとつめの漢字はこちら。「轆轤」
2文字とも全く馴染みのない漢字だと思います。
読みは3文字。
「◯◯◯」、あなたは読むことができますか?
「轆轤」の読み方のヒントは?
それではこの漢字の中から、読みにつながりそうな手がかりを探してみましょう。
どちらの漢字も部首は「車(車部)」です。
車のイメージは「動く」ではないでしょうか。
もっというと、車輪をまわして進むものには車という漢字がつきやすいです(自転車、台車など)。
実はこの漢字が指し示すものも「回る道具」なんです。
陶器を作る際に使う回転する道具…。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ろくろ
でした!
陶芸をしたことがある方ならなじみのあるものですが、普段の生活でろくろに触れる機会がある人は少ないのではないでしょうか。
それもあってこの漢字の使用頻度はかなり低めですが、覚えておくと漢字マスターに一歩近づくことができるかもしれません。
続いて「駱駝」
ふたつめの漢字はこちら!「駱駝」
一見よくわからない漢字ですが、読みを知ると案外しっくりくるかもしれません。
この漢字、あなたは読むことができますか?
「駱駝」の読み方のヒントは?
難読漢字を読むとき、まず手がかりにするのは部首とつくりですよね。
「駱駝」の2文字の部首はどちらも「馬」(うまへん)です。
そこから、なんとなく馬っぽい動物であると推測できました。
つくりはどうでしょうか。
「各」と「它」となります。
この二文字の読み方を推測していけばたどり着けるかも…?
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
らくだ
でした!
「各」は「カク」と読みますが、「各」を含む漢字で「ラク」という読みのものは多いです。
そして、「它」だけで「ダ」と読むので、この二文字で「らくだ」と読むのにはさほど違和感を覚えないはずです。
ぜひこの機会に覚えてくださいね。
最後に「齷齪」
さあ、ついに最終問題です。
最後の漢字は「齷齪」。
字面を見るとぎょっとしてしまうような迫力がありますね。
ちなみに似たような漢字に「齟齬(そご)」がありますが、今回の漢字はつくりが少し違います。
きっとあなたも一度は使ったことのある表現のはず。
読むことができますか?
「齷齪」の読み方のヒントは?
読みを推測する際には漢字の「つくり」の部分を見ると良いでしょう。
「屋」の読みと「足」の読みをヒントにしてみてください。
特に音読みで「屋」は「オク」と、「足」は「ソク」
「オクソク」ではありませんが近い読みです。
「齷齪働く」という表現が最もよく使われます。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
あくせく
でした!
意味は、「せかせかと目先のことにとらわれて動くこと」です。
漢字で書くとこんなに複雑な字になるんです。少し意外ですよね。
いかがでしたでしょうか?
3つの漢字をすべて書けるようになるまでいかなくとも、読めるようにしておくといざという時にスマートかもしれませんね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!