漢字クイズのお時間です。
今回ピックアップする漢字は「曹達」「職人気質」「免れるの3つ。
それでは早速言ってみましょう!
目次
最初の漢字は「曹達」
最初にご紹介するのは「曹達」という漢字です。
中にはいきなり読める方もいらっしゃるかもしれませんが、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。
この漢字、あなたは読むことができますか?
「曹達」の読み方のヒントは?
ここでヒントです。
漢字の読みで言うと、「曹」は思いついたまま読んでも問題ないでしょう。
「達」は「たつ」でも「たち」でもありませんが、似たような読み方ではあります。
「そうたつ」から連想していくのも良いかもしれません。
そしてこの漢字が表すのはある飲み物。
しゅわしゅわとした舌触りが特徴です。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ソーダ
でした!
あまり漢字で書くことがないので目にする機会は非常に限られています。
ちなみに、重曹は「重炭酸曹達(じゅうたんさんそーだ)」の略です。
こんなところに「曹達」が隠れていたんですね…。
重曹を目にしたらぜひ思い出してみてください。
2つ目の漢字は「職人気質」
続いてご紹介するのは「職人気質」という漢字です。
日常生活でもたまに使いますよね。
「職人気質な人」のような文章で目にすることが多いのではないでしょうか。
ところで、この「職人気質」という漢字、あなたは正しく読めていますか?
実は「しょくにんきしつ」ではないんです。
本当の読み方、ご存知でしょうか?
「職人気質」の読み方のヒントは?
お分かりかと思いますが、この漢字の読みのポイントは「気質」の部分です。
まずはこの部分のよみを考えて見ると良いでしょう。
「気質」の部分の読みは3文字、「〇〇〇」です。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
しょくにんかたぎ
でした!
ヒントが少なかったので難しかったかもしれません。
ちなみに、「気質」を「かたぎ」と読むのは、着物を染める際に使う道具である「形木(かたぎ)」にルーツがあるそうです。
興味があればぜひそちらの「形木」についても調べてみてくださいね。
ラストの漢字は「免れる」
最後は難読漢字というより、一般的な読みに関するトピックに近いかもしれません。
それでは早速。
あなたは、「免れる」という漢字、なんと読みますか?
普通「まぬがれる」と読むことでしょう。
その読みも正解です。
ただ、より古くからあるもうひとつの読み方、あなたは知っていますか?
「免れる」の読み方のヒントは?
「まぬがれる」とほとんど同じ読みで、意味も全く同じです。
読みの5文字のうち、1文字のみが異なるだけ。
ひとつひとつの文字を注意深く確認してみると、もしかしたら分かるかもしれません。
正解は…
正解は…
まぬかれる
でした!
より古い読み方がこの「まぬかれる」ではあるのですが、現在よく使われている「まぬがれる」も誤用ではありません。
そのため、読み間違えの心配などはないのですが、知っておくとどこかで使えるかもしれません。
また、「免れる」の読み方を通して言葉が少しずつ変化していく過程を目の当たりにしているような気になりませんか?
「免れる」という漢字を目にした際にはぜひそうした変化に想いを馳せてみてください。
ここまで3つの漢字をご紹介してきました。
読みがわからなかった漢字については、ぜひこの機会に表記と読みをセットで覚えてみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!