今日の難読漢字は
「勇魚」
「不如意」
「氏素性」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「勇魚」!
「勇魚」は、そのまま読むと「ゆうぎょ」と読んでしまうかも。
この読み方は正解ではありません!
「勇魚」の読み方は、ひらがなで3文字!
「い〇〇」の〇に当てはまる言葉を考えてみましょう。
さて、あなたは何と読みましたか?
「勇魚」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「いさな」
です!
「勇魚」は、
「古い言葉で「クジラ」」という意味の言葉です!
もともとは「勇魚取(いさなとり)」という言葉があったそうです。
カンタンに言えば「クジラを獲る」という意味の言葉。
この言葉に「勇魚」が使われていたことから、
そのまま「勇魚」=「クジラ」という意味になったそうです。
歌手のヨルシカさんが「いさな」という楽曲を発表しています。
直接「クジラ」や「勇魚」という表現はありませんが、
クジラを思わせる歌詞にされていますよ。
クジラといえば、漢字で書くと「鯨」。
こちらも一見すると「どんな魚だろう?」と思ってしまうので、
合わせて覚えておくといいですよ!
「勇魚」も「鯨」も、これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「不如意」!
「不如意」は、「ふごとい」「ふじょい」なんて読んでしまうかも。
これはどちらも不正解。
「如」の読み方が鍵になりますが、
「ごと」「じょ」以外に何があるでしょうか……
さて、あなたは何と読みましたか?
「不如意」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ふにょい」
です!
「不如意」は、
「思うままにならないこと」という意味の言葉です!
本来の意味は「思うままにならない」なのですが、
一般的には「経済的に苦しい」「家計が苦しい」という意味で使われます。
特に「手元不如意(てもとふにょい)」という言い回しは、
手元に自由になるお金がないというときに使われます。
これが転じて「家計が苦しく、使えるお金がない」という意味でよく見かける言葉です。
逆に「如意」というと、物事が思うがままにうまくいくことを指します。
最遊記の孫悟空が操る「如意棒」も、伸縮自在で思うように操れるアイテムですよね。
読み方と合わせて意味も知っておくと、言葉に深みが出る「不如意」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「氏素性」!
「氏素性」は、「しそせい」「しすじょう」なんて読んでしまうかも。
どちらも不正解ですが、「素性」は「すじょう」と読みます!
では「氏」は何と読むでしょうか?
さて、あなたは何と読みましたか?
「氏素性」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うじすじょう」
です!
「氏素性」は、
「家柄」や「家系」「経歴」という意味の言葉です!
例文としては
「こんな氏素性もわからんやつに負けてしまうなんて……」
「氏素性がはっきりしない仕事は受けられない」
なんて使われ方をしますよ。
また、慣用句として「氏素性は争われぬ」という言葉があります。
これは「生まれや血統の良し悪しは、必ず人柄に現れる」という意味。
転じて「血は争えない」という意味で使われます。
逆に「氏より育ち(うじよりそだち)」という言葉もあり、
こちらは「血統よりも育ってきた環境が大きく影響する」という意味です。
どちらもスピーチや新聞などで見聞きする言葉なので、
覚えておいて損はありません!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!