草や野菜の「菜」に「蕗」と書くこの漢字。
2文字目の「蕗」は、「ふきのとう」の「フキ」と読みますので、もしかして「ナフキ」でしょうか。
それ以外では、なふき、なーぶき、なっぷき、なふきん・・・
唯一、それっぽいのは最後の「ナフキン」ですが、音読みによる当て字だけで意味が通じませんのでこれも不正解っぽいですね。
さあ、この「菜蕗」、あなたは読めますか?
「菜蕗」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これには2つ意味があり、一つは和楽器に関係するものです。
ヒント② もう一つは植物の名前です。
ヒント③ シンプルにそのまま「〇〇」です。
「菜蕗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「フキ」です!
実は、「菜蕗」は、冒頭でご紹介した「フキノトウ」の「フキ」のことです。
山野や平原に生える春の山菜としてよく知られ、若い芽を早朝に採取し、そのまま天ぷらなどにすると最高に美味しい野菜ですね。
他には、お箏の業界では有名な八橋剣校が作曲した「箏の曲」としても有名で、組歌と呼ばれる代表曲でもあります。
植物の名前が和楽器の曲名に使われるのって、何だか風情があって素敵ですね。
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