「靨」というと、なんとなくマイナスのイメージの付きまとう漢字ですが、
実はそうではなく、「靨」があると可愛く見えると言われています。
そのためことわざなどにも出てくる位、昔からある言葉です。
「靨」読み方のヒントは?
面という漢字が使われているので、顔に関することで正解です。
そして短所も長所に見える位、可愛く見えるというニュアンスで使っています。
「靨」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
笑うと出てきます。
さあもうわかりましたか?
「靨」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えくぼ」
です!
笑うと顔に窪みができることから、えくぼと言います。
「厭」は抑えるという意味で、「面」は顔を面を抑えてくぼみができるから「靨」という漢字になったと言われています。
痘痕(あばた)も靨ということわざは、
昔天然痘が流行った時に顔に発疹の跡が残ってしまっても、靨がひとつあれば可愛く見えてしまう。
という意味で使われており、欠点をも隠してしまうほどかわいく見えるという事です。
イメージとはちょっと違う読み方をする漢字のひとつです。
出典:コトバンク
ABOUT ME