今日の難読漢字は
「集る」
「直向き」
「目敏い」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「集る」!
小学校で習う「集まる」という漢字。送り仮名が「まる」であれば、「あつまる」という読み方になりますが、今回は「集る」です。
送り仮名も似ていますし、どこまで漢字に読ませるかによって、全体の読み方そのものが変わるものって、珍しいですよね!
今回の「集る」は、「集まる」の意味とは似て非なるもの。
さあ、ヒントも参考に正解を考えてみてください!
「集る」の読み方のヒントはコレ!
「集まる」と同様、「集まって」きます。
でも、集まる動機が不純です。
「集る」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「たかる」です!
「集る」という行動、皆さんはご存じでしょうか?
簡単に言えば、「下心を持って」集まってくる様子です。
例えば、「親にお小遣いを集る」や「金品の盗みを目的に集る」など、良い意味では使われない言葉です。
「集まる」はよく使う言葉なのに、送り仮名一つ違うだけで、同じ集まる様子なのに嫌味な表現になってしまう「集る」。
漢字って、本当に面白いですね!
次の難読漢字は「直向き」!
真っ直ぐ前を向く。
そんな素敵な言葉でもある「直向き」。
誰かへの好意だったり、何かに集中するときなど、こんな姿勢で取り組めれば何事もうまく行きそうな感じがしますよね!
今回は「直向き」という簡単な漢字ですが、意外にも読み方は難しいもの。
素敵な言葉なので、これを機に読めるようになりましょう!
「直向き」の読み方のヒントはコレ!
「じかむき」、「ちょくむき」ではありません。
「〇〇むき」の2文字です。
「直向き」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひたむき」です!
「直向きな努力が実を結んだ」、「直向きな視線を向ける」など、真摯で誠実な気持ちがこもった言葉である「直向き」。
「直」を「ひた」と読むのは珍しいですが、他には「直走る(ひたはしる)」などという言葉もこの漢字が使われます。
難読漢字に対していつも「直向き」な姿勢のあなたは、いつしか漢字マスターになっていることでしょう!
最後の難読漢字は「目敏い」!
2文字目の「敏」という字は、「はやい」や「かしこい」といった意味を持つ漢字です。
「俊敏」や「敏感」という言葉にも使われているので、イメージがつきやすいと思います。
そんな「すばやい」意味の漢字に「目」が加わった「目敏い」は、まさに「目がキョロキョロ動く」様子と予想できますね!
さあ、このキョロキョロした様子はどんな言葉なのでしょうか!?
「目敏い」の読み方のヒントはコレ!
最初の文字は「め」と読みます。
「めうるさい」ではありません。
「目敏い」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「めざとい」です!
「目敏い」とは、本来、「感覚が鋭い」や「ある分野に対して造詣が深い」ということを根底に、「見つけるのが早い」や「本質を見抜く」様子を表す言葉です。
ですが、普段使うシチュエーションは、「目敏くおやつを見つける」や「へそくりを目敏く見つける」などのように、探偵のごとく「盗み見」したり探したりするようなときに使われますね。
一見、悪口や悪い意味で使われることが多い言葉のように思えますが、「目敏い」は「目聡い」とも書くように、「よく気がつき、気が回る」という良い意味でも使われます。
出典:コトバンク