今日の難読漢字は
「杓文字」
「箪笥」
「蝋燭」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「杓文字」!
今回の難読漢字は「杓文字」です。
そのまま読めば「しゃくもじ」ですが、そんな文字はもちろんありません。
ヒエログリフとか楔形文字とか、世界史を習うと「〇〇文字」は必ず出てきますが、「杓文字」はどこかの文明の文字というものではありません。
じゃあ、文明や世界史、考古学とは関係のない「杓文字」って、いったいどこの文字??
「杓文字」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
これは「箆」と似ているキッチン道具です!
「杓文字」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しゃもじ」です!
「しゃもじ」とは、炊き立ての真っ白い美味しいご飯をよそるときに使う「箆(へら)」のような形をしたキッチン道具です。
炊き立てのご飯をお茶碗によそるためには必ず使うもので、炊飯ジャーを購入するとプラスチック製の「杓文字」がついてきますが、そこはぜひ、木の「杓文字」を別途買ってほしいものです。
・・・土鍋で昆布で炊いた白米を、おひつに移して木製の「杓文字」でよそったご飯が食べたくなってきましたwww
次の難読漢字は「箪笥」!
昔の日本では「箪笥」は嫁入り道具の一つとして数えられていたほど、貴重なものでした。
それもそのはず、いいものは桐で作られていて、湿気を自動調整してくれるので着物などを入れておくのには最高の場所とされていました。
しかも、桐製の「箪笥」は火事になっても燃えないと噂されていたほど、超高級品だったそうですよ!
「箪笥」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
現在は「クローゼット」があるのでいらいないですね。
「箪笥」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「タンス」です!
「箪笥」とは、洋服や着物を収納しておく入れ物のことで、現在でも多くの家庭にありますので、皆さんご存じだと思います。
最近では、クローゼットが当たり前のように備え付けられていたり、着物を持っていなかったりするので「箪笥」がない家も珍しくなくなってきましたが、未だ衣服の収納といえば「箪笥」が主流ですね!
ですが、現在では「桐の箪笥」を持っている家庭はごく少数派で、何百万円もする家具は一般人には手が届きませんね・・・。
今日も我が家はプラスチック製の「衣装ケース」がフル可動ですwww
最後の難読漢字は「蝋燭」!
某日本のパンクバンドの大悪魔がいるグループの代表曲にも入っている「蝋」という漢字。
今回はその字に「燭台(しょくだい)」の「燭」がついた「蝋燭」です。
お墓参りには必需品のこの「蝋燭」ですが、日常生活の中ではすっかり登場頻度が少なくなってしまったので、読めない人もいるのは納得ですが・・・。
人類が生み出した発明品としてはかなりいい線行っている「蝋燭」、これがあるから安定した暮らしが送れて勉学にも身が入ったんですよ!
「蝋燭」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
ケーキにも刺します。
「蝋燭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ろうそく」です!
「蝋燭」とは、火をつける照明器具として昔から重宝されてきたもので、歴史的に一番古い「蝋燭」は、ミツバチが素を作るときに分泌する「蝋」を固めたものが最初とされています。
現在では、「蝋燭」はお仏壇に備えたり誕生日のケーキに歳の数だけ刺すといったイメージがありますね。
あとは、あまり熱くならない「蝋燭」が違う用途で重宝されているのは一部の人達の秘密ですね!
出典:コトバンク