「絆」といえば、誰かとの強いつながりを示す素敵な言葉ですね。
卒業式などの別れのシーンにも定番の言葉になっている「絆」という感じですが、これに送り仮名がつく言葉もあることはあまり知られていません。
正解を言われれば「その言葉がこれなの?」と少し違和感があるのであれこれ予想するのは難しいと思います。
強いて言えば、最初は「絆す」ことから始まった関係が、時間をかけて「絆」になった、という感じでしょうか・・・。
「絆す」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇す」の3文字です。
ヒント② 恋人や夫婦になった「きっかけ」のときの様子です。
ヒント③ 「絆す」、「絆されて」なんて言いますね。
「絆す」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ほだす」です!
現在では、「絆す」とは「相手が滑稽で許してしまう」というニュアンスで使われていますね。
恋人になった経緯のときに、「相手に絆されちゃって・・・」なんて友達に言ったりしていませんか?
実は、この「絆す」という言葉は「つなぎとめる」や「相手を束縛する」、「心が惹かれる」というニュアンスを含んだ言葉が本来の正しい意味になります。
そのため、「嫌々許してしまう」という面と、「みんながボランティアをしている姿に絆されて私も参加した」という良い意味でも使われる言葉なんです。
そうなると、やはり「絆」という漢字を使うのがぴったりの素敵な言葉だったんですね!
出典:コトバンク
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