今日の難読漢字は
「倅」
「三行半」
「大舞台」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「倅」!
人に卒業の「卒」ですが、「卒」は、卒業などの他に、
下級の兵士、しもべという意味があります。
年配のが自分の分身という意味で「倅」と言ったりします。
どちらかというと謙遜した言い方で使います。
さて、なんと読むでしょうか?
「倅」の読み方のヒントはコレ!
自分の息子や親戚などの中で使うことが多いです。
特に男親がいう事が多く、女性が使う事はあまりありません。
自分の息子に対して使う言葉ですが、若い男親もあまり使いません。
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
「うちの倅が。」
と年配の男性が言うのを、聞いたことがありませんか?
「倅」の読み方、正解は・・・
正解は、「せがれ」です!
最近ではあまり耳にすることが無くなりましたが、
昔は自分の息子の事を「倅」と言っていました。
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「三行半」!
三行の半分と書いて「三行半」の読み方を知っていますか?
もちろん(さんぎょうはん)ではありません。
江戸時代の離婚届の事です!
さて、なんと読むでしょうか?
「三行半」読み方のヒントは?
江戸時代の離婚届は、離婚の原因と、妻の再婚を許可する意味の離縁状が、
だいたい三行と半分であったため、
そのまま三行半と呼ばれていました。
今は、妻側からの離縁要請が多いかもしれませんが、
昔は妻側から離婚したい場合は、縁切り寺に駆け込まなくてはなりませんでした。
今では、相手の事を見切る、見捨てる、愛想をつかすという意味で使われています。
「三行半をつきつける」
なんて聞いたことがありませんか?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇〇」です!
「三行半」の読み方、正解は・・・
正解は、「みくだりはん」です!
親子や友達に使うというよりも、男女の仲で使う言葉です。
三行半を突きつけられたら、ほぼ修正は不可能です。
気を付けておきましょう。
最後の難読漢字は「大舞台」!
「大舞台」と書いて、(おおぶたい)と読みますか?
それとも(だいぶたい)と読んでいますか?
実は、その舞台によって読み方が変わる漢字です。
あなたが、読んでいるのはどっちでしょうか?
(おおぶたい)と読むのはどんな時?
古典芸能に関する、大きな舞台の事を(おおぶたい)と言います。
スポーツや俳優、歌手などの大きなステージも(おおぶたい)と読んでも
間違いはないのですが、日本の伝統的な芸能で大きい舞台に立つ時に使います。
(だいぶたい)と読むのはどんな時?
だいぶたいと読むときは、基本的にはスポーツなどの大きい試合を(だいぶたい)と言います。
オリンピックなんてスポーツ選手の大舞台です!
野球やサッカー、スケートに陸上、バスケットボールなど、
大舞台に立つために頑張っています!
では迷った時には、どちらで読むといいのかというと・・・。
「大舞台」の読み方、正解は・・・
正解は、「おおぶたい」です!
しかし「だいぶたい」は慣用読みなので、
どちらで読んでも恥ずかしくはありませんよ!
ぜひ、覚えておきましょう。
出典:コトバンク