「不憫」と書いて、なんと読むか分かりますか?
わざわざ口に出して使う言葉ではないですが、不便な様子に見える人の事を
「不憫な人」
と思う事はあるでしょう。
実際に、不便とは思っていない人が「不憫」と言われると、
憐れみを受ける存在だったのかと思い、とても悲しい思いをしてしまいます。
同じような言葉で「蔑み」(さげすみ)がありますが、
実際は蔑みよりももっとハートフルな感じで使います。
蔑みは人の事を見下げて、自分の気持ちがスッキリするというイメージですが、
不憫は「かわいそう」という感情があり、自分ができることは手伝おうという気持ちがセットであることが多いです。
さて、「不憫」と書いて、なんと読むでしょう?
「不憫」読み方のヒントは?
昔は不憫は「不便」と書いていました。
この「不便」は(ふべん)とは読みません。
お腹を空かせた野良猫のことを不憫に思い、エサを与えた所で一時的なしのぎにしかなりません……。
もしかすると、野良猫は自由を好んで野良猫になっているのかも。
「不憫」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「不憫」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふびん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
出典:コトバンク
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