今日の難読漢字は、動物シリーズ!
「河馬」
「大猩猩」
「眼鏡蛇」
の3問です。
さっそく行きましょう!
目次
最初の難読漢字は、「河馬」
「河の馬」と書いて「河馬」・・・
河を水しぶきを上げながら颯爽と走る馬を思い浮かべますが、馬の種類ではないんです。
「かっぱ」?・・・いいえ、かっぱは「河童」と書きます。
「かわうそ」?・・・「かわうま」と一文字違いだからって、これも違います。
「河馬」の読み方のヒントは・・・?
- 水辺に生息する動物です。
- 陸に上がることもできます。
- 大きな体と大きな口が特徴!
- スリムな馬とは対極の、どっしりとした体と短い脚がポイント
- ひらがなで2文字です。
・・・さて、皆さん分かりましたか?
「河馬」の読み方の答えは・・・
そうです、答えは「カバ」でした!
漢字のイメージとは違いますが、「馬(うま)」は「ば」とも読むので「河(かわ)馬(ば)」から「か・ば」と読めますね。
ちなみにカバはアフリカ大陸を中心に生息している動物です。
体重は4トンにも達するというから驚きですよね。
カバというと口を豪快に大きく開ける様子がよく見られますが、これには訳があるんです。
野生のカバは、「口が大きく開けられた方が強い」というルールのもとで生活しているんだとか。
縄張り争いやメスの取り合いなどの際には、オス同士大きな口を開けて威嚇するというから驚きです!
お次の難読漢字は、「大猩猩」!
動物園などで見かけるおなじみの動物でも、漢字の表記を見ると「そんな感じで書くの?」って驚いてしまうものっていますよね。
例えば、「小熊猫」と書いて「レッサーパンダ」。
「大熊猫」で「パンダ」などなど。
上記の2つは何となく漢字を見ればどんな動物か連想できるんですが、問題の「大猩猩」は全く連想できないですよね・・・
「大猩猩」の読み方のヒントは・・・?
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 大きくて黒い体が特徴です。
- チンパンジーやオラウータンに似てるかも!?
・・・・さあ、分かりましたか?
「大猩猩」の読み方の答えは・・・?
正解は、「ごりら」でした!
気になる「猩」の文字ですが、「狸(たぬき)」と似ているようで違うんです。
「猩(しょう)」と読む漢字で、「猩猩(しょうじょう)」と書いて「オラウータン」「古典書物に登場する架空の動物」を表しているんです。
そして、「大(きい)猩猩(しょうじょう)」と書いて「ごりら」。
だけど、もちろんオラウータンとゴリラは全くの別物です。
同じ大型猿人類ではありますが、ゴリラは地上に群れで暮らし、オラウータンは木の上で基本的に単独生活をしています。
ちなみにゴリラのIQは非常に高く、平均70~95もあるんだとか!
最後の難読漢字は、「眼鏡蛇」!
「眼鏡蛇」と書いて、何と読むのでしょうか?
もちろん。蛇(へび)の仲間ですよ。
「眼鏡蛇」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
- ヘビの中でもどう猛なヘビに分類されます。
- 日本には生息していません。
- 笛を吹くと壺の中から現れるイメージがあるヘビです!
- ひらがなだと〇〇〇の3文字です。
・・・もう分かりましたか?
「眼鏡蛇」の読み方の答えは・・
正解は、「コブラ」でした!
「眼鏡の蛇」という漢字から、目がギョロッと大きな蛇を想像していたかもしれません。
実は「眼鏡」という文字がつくのは、コブラの模様が関係しているんです。
首の背面に眼鏡のような斑紋があることから、「眼鏡蛇」という文字が当てられたのです。
日本ではなじみのない眼鏡蛇(コブラ)ですが、インドの蛇使いが笛を吹くと壺の中からコブラが頭をもたげて現れる様子はアニメなどで見たことがあるのではないでしょうか?
現在は動物愛護法により野生のコブラを捕獲できなくなったことから激減したものの、インドには実際に蛇使いがいるんですよ。
ちなみに蛇使いの扱うコブラは毒抜きをしているからかまれても平気なんだとか!
コブラの毒は猛毒と言われていますからね・・・
最後までお付き合いいただきありがとう
出典:コトバンク