漢字読み講座

「等閑」って何て読む?「とうかん」とも読むけれど……!?

「等閑

これなんて読むかわかりますか?

 

いろいろな意味で間違いやすい読み方をするのですが…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「等閑」読み方のヒント!

 

「等閑」は、「とうかん」であれば読みやすいですよね。

 

たしかにこちらの読み方もあります。

ですが、より一般的な読み方があります!

 

さて、読めたでしょうか?

 

「等閑」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「なおざり

です!

 

「等閑」とは、

「いいかげんにしておくさま」「おろそかにするようす」を表した言葉です。

 

「片付けを等閑にしてしまう」

「ついつい手続きを等閑にしがちだ」などで使われます。

 

ところで「なおざり」と「おざなり」を混同して覚えがちではないですか?

実は「おざなり」も「いい加減」という意味。

ややこしいですが、微妙に意味合いが違うんです。

 

「なおざり」は、

「やらなければいけないことを、いい加減に投げ出す」というニュアンスです。

それに「おざなり」は、

「やらなければいけないことを、とりあえずいい加減に間に合わす」というニュアンス。

 

微妙ではありますが、違いがわかったのではないでしょうか。

 

漢字はもちろん、意味までしっかり使いこなせてこそ大人です!

しっかり覚えてスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク