漢字読み講座

【古来からのあるもの】「裲襠」って何て読む?読みにくいけど見たことはあるかも?

「裲襠

これ、何と読むかわかりますか?

 

どちらも普段はあまり見かけない漢字。

組み合わせると……ますますわかりにくいですよね。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「裲襠」読み方のヒント!

 

「裲襠」は、中国や日本で古くから用いられたあるものを表します。

……と聞くと、見たことも聞いたこともないように感じますよね。

 

でも実は、みなさんも一度は見たことがあるはず。

それを見かけるのは「結婚式」!

花嫁さんが身につけるものなのですが……

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「裲襠」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「うちかけ

です!

 

「裲襠」は、

「帯を締めた上から羽織る、丈の長い小袖」のことです!

 

結婚式で新婦さんが「色打掛」にお色直ししているのを見たことはないでしょうか。

その「打掛」は、もともと「裲襠」と書いていたのだとか!

 

また、さらにその起源をたどると、

古代中国で武官(軍人)が、礼服として着用していたものなのだとか。

鎧を形式化したもののようで、「りょうとう」とも言うそうです。

 

漢字だけ見ると見慣れないですが、花嫁さんの衣装と考えると覚えやすくなるはず!

ちょっと難しいですが、これを機にスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク