漢字読み講座

「切支丹」の読み方は?「せっしたん」と読むのは間違いです!

「切支丹」の読み方をご存じでしょうか?

素直に読めば「せっしたん」ですが、それは間違いです。

歴史の授業などで耳にしたことのある言葉だと思いますが…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「切支丹」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の4文字です。
  2. 外来語の1つ。
  3. 宗教に関連した言葉です。

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「切支丹」の読み方!正解は!?

 

 

 

 

 

正解は「キリシタン」です!

「切支丹(キリシタン)」とは、1549年(天文18年)にフランシスコ・ザビエルが布教して日本に広まったカトリック系のキリスト教、またはその信者のことです。

江戸幕府はキリスト教を邪教として弾圧しました。

もともとは「吉利支丹」と書かれていたのですが、徳川綱吉が将軍となってから「吉」の字を避けて「切支丹」と表記されるようになったということです。

禁教後は「鬼理死丹」「切死丹」などと書かれることもありました。

出典:コトバンク