漢字読み講座

【難読漢字】「見える」の意外な読み方を知っていますか?

「見える」には「みえる」以外の読み方があるのをご存じですか?

実は、その別の読み方だけで、なんと3つもの意味があるんです!

さて、一体どんな読み方があるのか、考えてみませんか?

「見える」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○○える」の4文字
  2. 訓読みです
  3. 「相見える」という使い方をすることもあります

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「見える」の読み方、正解は・・・


正解は

「まみえる」

です!

意味は3種類あります!

  1. 「会う」の謙譲語。お目に掛かること
  2. 対面すること
  3. 妻として夫に仕えること(「貞女は二夫に見えず」など)

となっています。「相見える(あいまみえる)」は2番の「対面する」という意味です。

「みえる」との違いは?

「見える」を「みえる」と読む場合と「まみえる」と読む場合には、意味の違いがあります。

「みえる」は「目に入る」という意味が強く、自然に視界に入ることを表します。一方で「まみえる」は、「対面する」という意味で、両者がお互いに認識し合ったうえで顔を合わせることを指します。

さらに、「みえる」には「結婚する」という意味で使われることもあります。平安時代のように男女が直接会うことが難しかった時代では、「見る」という行為が特別な意味を持っていたのかもしれません。

このように、「見える」には普段とは違った読み方と意味があるので、ぜひ覚えておいてくださいね。