漢字読み講座

【難読漢字】「烏喙」ってなんて読む?「とりろく」ではありません!

「烏喙

これ、何と読むかわかりますか?

 

よーく見ないと間違えてしまうこの言葉。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「烏喙」読み方のヒント!

 

「烏喙」は、「とりろく」なんて読んでしまいませんか?

でもよーく見ると「鳥」ではなく「烏」!

つまり「とり」や「ちょう」とは読まないんです!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「烏喙」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「うかい

です!

 

「烏喙」は、

「カラスのようなくちばし」という意味の言葉です!

 

「鳥」と似た漢字の「烏」は、「カラス」と読みます。
京都の地名「烏丸」でも使われていますよね。

とはいえ、これは表面的な意味に過ぎません。

実は「欲深い人相」のたとえとして使われることが多いのです。

カラスのように強欲で陰険な顔つきを

「長頸烏喙(ちょうけいうかい)」と言います。

首が長く、口が尖っている人は陰険で、楽しさを共有できない

という意味合いが込められています。

この言葉の由来は、中国の越王・勾践の人相が「長頸烏喙」だったことにあるそうです。

本人にとっては不名誉かもしれませんが、
カラスのイメージと顔の特徴を踏まえた表現は、とても巧妙ですよね。

 

使う機会は少ないですが、知っておけば語彙力が上がる「烏喙」。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!