漢字読み講座

【難読漢字】「心工」は何て読む?「しんこう」ではありませんよ!

「心工」の読み方をご存じでしょうか?

「しんこう」と読んだ人はとても素直だといえますが、残念ながら間違いです。

もうひと捻り(ふた捻り?)してくださいね。

日常で耳にする言葉ではないので、漢字の意味から読み方を推測してみましょう。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「心工」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字
  2. 心の中に工夫をめぐらすこと
  3. 当日に失敗の無いよう心工しておく

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「心工」の読み方!正解は!?

正解は「こころだくみ」です!

「心匠」と書く場合もありますよ。

「工」という漢字には、「作り出す」「工夫する」といった意味があります。

そのため「心工(こころだくみ)」とは、心の中で計画を立てたり、工夫をめぐらせたりすることを表します。

日常的には「悪巧み」や「悪工(わるだくみ)」といった言葉のほうが耳にする機会が多いかもしれませんが、「心工」は必ずしも悪い意味では使われません。目的や内容によって、良い意味にもなり得るのが特徴です。

また、「工」は「工業・工場」のように「コウ」と読むほか、「大工・人工」などでは「ク」と読みます。そして、「たくみ」という読み方をする場合もあるので、あわせて覚えておくと役に立ちますよ。