「含嗽」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字が得意な方なら簡単に読めるかもしれません!
実は私たちが毎日行っていることなのですが……。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「含嗽」読み方のヒント!
「含嗽」は、「嗽」の漢字がむずかしいですよね。
漢字の読み方は「夏目漱石」の「漱」と同じ!
実は意味もかなり似ているのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「含嗽」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「がんそう」
です!
「含嗽(がんそう)」とは、
「くちをすすぐこと」「うがい」 を意味する言葉です。
私たちが毎日、歯磨きや外出後に行う「うがい」を指すもので、
病院で処方されるうがい薬にも 「含嗽薬」 と書かれていることがあります。
見たことがある方もいるかもしれませんね。
実は「嗽(うがい)」という字だけでも「うがい」と読み、
「含嗽」はさらにかしこまった表現として使われます。
ちなみに、ヒントで出した「漱」という文字にも
「口をすすぐ」 という意味があります。
これは有名な故事の 「石に漱ぎ、流れに枕す」 という言葉にも登場します。
ただしこの故事から転じて、
「負け惜しみが強い」という意味合いもあるので、あまり良い意味ではありません。
それに比べて「含嗽」は、言葉は堅いものの、
知っておくと文章や会話で使える便利な言葉です。
この機会に、ぜひ スマートに読める漢字 として覚えておきましょう!
