「亙る」
これ、何と読むかわかりますか?
見たことがあるような無いような……
変わった漢字ですよね。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「亙る」読み方のヒント!
「亙る」は、漢字こそ見慣れないものの、
会話や新聞、ニュースなどでは頻繁に使われる言葉です。
たとえば
「1ヶ月にも亙る交渉が、ようやく締結に至った」
なんてニュースで使われますよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「亙る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「わたる」
です!
「亙る(わたる)」とは、
「ある範囲に及ぶ」 という意味の言葉です。
特に数字に関係する範囲、
とくに 回数や期間、ページ数などが多い・大きい場合 に使われます。
たとえば、先に例に出た
「1ヶ月にも亙る交渉が、ようやく締結に至った」
という文章は、
1ヶ月という長期間にわたる交渉であったことを強調しています。
同じように、
-
「5年に亙る長期の研究の賜物」
-
「300ページ超に亙る大作」
など、数字と組み合わせることで
そのスケールや大きさを印象づけることができます。
ちなみに、一般的な「渡る」や「渉る」は
地点から地点へ横切る意味があります。
「亙る」は似た漢字ですが、
数字や範囲の広がりを表すときに使う のがポイントです。
(例:「各分野に亙る文献」)
使い分けは少し難しいですが、
知っておくと文章がぐっと格上げされる漢字です。
この機会に、ぜひ スマートに読めるようになりましょう!
