漢字読み講座

【難読漢字】「寥々」ってなんて読む?正解は……

「寥々

これ、何と読むかわかりますか?

 

漢字自体が見慣れない方も多い、難しい漢字ですよね……。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「寥々」読み方のヒント!

 

「寥々」は、普段の会話ではなかなか使わない言葉。

小説や歌の歌詞などでは見かける言葉ではありますよ。

 

「さびさび」などと読んでしまった方は、不正解!

同じ言葉を繰り返すのは合っているのですが……。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「寥々」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「りょうりょう

です!

「寥々(りょうりょう)」とは、

「ものさびしく、ひっそりとしているさま」
「空虚で寂しげな様子」 を表す言葉です。

単に「寂しい」と言うよりも、
侘しさや虚しさ、静けさを伴った寂寥感 を伝えるときに使われます。

たとえば、

  • 「枯れ木が多く、寥々たる風景だ」

  • 「寥々たる海に漕ぎ出さなければならない」

のように、もの寂しい風景や広がる空間を描写するのにぴったりです。

そのため、小説などでは
主人公の心情や荒涼とした情景 を表現する際によく登場します。

「寥」という漢字自体に、
「さみしい」「むなしい」「しずか」 といった意味があり、
歌や詩の中でも、切なさややるせなさを表現するのによく使われます。

難しい漢字だからこそ、覚えていると文章や会話で格好よく使えます。

この機会に、ぜひ スマートに読めるようにしておきましょう!