「給え」と書いて、なんと読むか分かりますか?
給食の「給」ですが、(きゅうえ)ではありませんよ。
神聖な場や、上下関係のある場所では「給え」がよく使われています。
尊敬語のひとつですが、よく耳にする言葉だと思いますよ。
さて、「給え」と書いてなんと読むでしょうか?
「給え」読み方のヒントは?
「給え」とは、
友人や目下の者に対して、穏やかに命令や促しをする際に使う言葉 です。
たとえば、緊張した部下が固まっている場面で、
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「席に着き給え」
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「一杯貰い給え」
のように、やわらかく行動を促すときに使われます。
また、恩恵を与えてほしい、授けてほしい という意味でも使われます。
たとえば神社での御祈祷の際に、
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「祓え給い、清め給え」
という言葉を耳にしたことがある人もいるでしょう。
日常的に頻繁に使うわけではありませんが、
歴史や文学、儀式などで目にすることがある、
知っておくとちょっと雅で味のある表現です。
「給え」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇え」です。
さて、もうわかりましたか?
「給え」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たまえ」
です!
「まあ、食事でもしていき給え」なんて言われた事がないですか?
ぜひ、覚えておきましょう。
