「磊磊」の読み方をご存じでしょうか?
「石」は音読みで「せき」なので「せきせき」と読んでしまったかもしれませんが、残念ながら間違いです。
石が3つ重なることで、全く違った読み方になってしまいますよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「磊磊」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- ローマ字にすると「R」から始まります
- たくさんの石が重なりあっている様子を表す言葉
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「磊磊」の読み方!正解は!?
正解は「らいらい」です!
「磊磊(らいらい)」という語は、文字が示すとおり無数の石が折り重なるように積み重なっている情景をそのまま表した言葉です。
そこから転じて、細かいことにとらわれず、広くおおらかな心を持つ人を形容する意味でも使われます。
同系統の表現として「磊落(らいらく)」や、より強調した「磊磊落落(らいらいらくらく)」もあり、いずれもサバサバしていて小事にこだわらない性質を表す語として知られています。
また、地名としては宮城県仙台市にある景勝地「磊々峡(らいらいきょう)」が有名で、奇妙な形をした岩が連なって見える景観から、その名が付いたと伝えられています。
自然の姿から生まれた言葉が、人の性格をあらわす比喩にも発展しているところが、とてもおもしろいですね。
