「弥弥」の読み方をご存じでしょうか?
「弥」は、「弥生(やよい)」の「や」の字として知られていますが、「やや」と読むのは誤りです。
日常生活で「いよいよ」という言葉を耳にすることはあっても、漢字で「弥」と書かれているのを見る機会はほとんどないかもしれません。
では、正しい読み方は一体何でしょうか――。
「弥弥」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 差し迫った状況を表す言葉
- 「試験日が弥弥間近に迫ってきた」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「弥弥」の読み方!正解は!?
正解は「いよいよ」です!
「弥」の一文字で「いよいよ」と読んだり、「愈愈」と書いても「いよいよ」と読むことができます。
「弥弥(いよいよ)」という語は、物事がついにその時を迎えること、あるいは目前まで迫っている状況を表す表現です。
さらに、「ますます」「いっそう」のように、確信や勢いが高まっていくさまを示す場合にも使われます。
古くから日本語に存在する言い回しで、やや文語的な趣があります。
以下は「弥弥」を用いた例文です。
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弥弥、彼女が発表する順番になった。
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明日は弥弥出発の日だね。
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証拠がそろい、弥弥彼が犯人に違いないと断定できる。
「いよいよ」と書くと日常的ですが、「弥弥」を使うと少し格調のある雰囲気になりますね。
