「過る」
つい「過ぎる(すぎる)」と読んでしまいがちですが、
「過る」と「過ぎる」
よく見ると送り仮名がひとつ足りませんよね。
「過る」読み方のヒントは?
ヒントは、この言葉はまさに「通り過ぎる(すぎる)」場面で使います。
類語としては
「かすめる」
「浮かぶ」などが挙げられます。
「過る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「よぎる」
です!
「過ぎる(すぎる)」と「過る(よぎる)」の違いはなんでしょう?
「過ぎる」は物理的に人や物などが通り過ぎるという意味以外にも、
「約束の時間が過ぎた」
「服装が派手過ぎる」
「量が多過ぎる」など、さまざまな場面や意味で使われます。
一方、「過る」は「まさに今、通り過ぎていく」というニュアンスが強くなります。
「目の前の道を猫が過る」
「思い出が脳裏を過る」
「不安が胸を過る」などです。
同じ漢字・同じ意味合いでも、ずいぶんと違ってくるのが面白いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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