「眠たいのになかなか寝付けない」
「寝ているのに体がしんどい…」
など、睡眠に関して困っている人は多いのではないでしょうか。その寝つきや眠りの浅さの原因は、普段何気なく行っている習慣が原因かもしれません。
質の良い睡眠を妨げるNG習慣について、詳しくお話していきます。
寝る直前までスマホを触る
まずは、眠る前にベッドの中でスマホを触る習慣がついていませんか?スマホの画面から出ているブルーライトは、睡眠に必要なメラトニンの合成を妨げます。
そのため、寝つきが悪くなってしまうのです。
スマホによってはブルーライトが軽減される「ナイトモード」が搭載されています。寝る前にスマホを触るなら、こちらを活用してみましょう。
遅い時間にご飯を食べる
残業で帰りが遅くなってしまい、晩御飯の時間が遅くなる人も多いでしょう。帰ったらご飯を食べて寝るだけ…なんてこともありますよね。
しかし、ご飯を食べてすぐの睡眠は、浅い眠りになりがちです。なぜかというと、ご飯を食べた後は食べ物を消化しないといけないですよね。
そのため、睡眠中に体の回復に使われるはずのエネルギーが食べ物の消化に向いてしまうため、睡眠の質が下がってしまいます。
もし、寝る前に食べるのなら、消化に時間のかかる炭水化物を避け、消化に良い果物や野菜を選びましょう。
また、食べ過ぎにも要注意ですよ。
アルコールを飲む
寝付けないと「寝酒」をしていませんか?アルコールで眠くなるからと睡眠に良さそうに見えますが、実は睡眠の質を悪くしてしまう習慣なんです。
というのも、アルコールには利尿作用があり、夜中にトイレに行きたくなって起きてしまうことがあります。
もし寝る前にお酒を飲むなら、アルコールの分解が終わるころの3~4時間前までに済ませましょう。
寝る前の過度な運動
健康のためにと運動している人は、もしかしたら知らず知らずの内に睡眠の質を下げているかもしれません。なぜかというと、寝る前の過度な運動は刺激となってしまい、体を覚醒させてしまうからです。
良い睡眠をするためには、体をリラックスさせる必要があります。眠る前に体を動かすなら、ストレッチなどにとどめておきましょう。
寝る前にタバコを吸う
タバコを普段吸っている人は、寝る前の喫煙は要注意です。タバコに含まれるニコチンは覚醒作用が強く、眠りが浅くなってしまうからです。
タバコにはリラックスする作用もあるのですが、覚醒作用の方が強いため目が覚めてしまいます。
そのため、寝る前のタバコは辞めておきましょう。
まとめ
寝つきや睡眠の質を下げてしまう、やりがちなNG習慣について紹介しました。どの習慣も簡単な対策方法がありますので、少し意識するだけで眠りが改善するかもしれません。
眠りの良し悪しは、日中のパフォーマンスに直結します。
やりがちな習慣を少しずつ改善させて、日中を元気に過ごしましょう!
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