今日の難読漢字は
「魁」
「梯」
「若毛る」
の3つです。早速いってみましょう!
「魁」読み方のヒントは?
「魁」の読みは、4字です。
意味としては「首領」や「堂々として大きいさま」などを表します。
そのほか、そのジャンルを先導する人や物、店に対しても用いますね。
「プロレタリア文学の〇〇〇〇」や、
「タピオカドリンクの〇〇〇〇」といった具合です!
「魁」の読み方、正解は……
「魁」の正解は……
「さきがけ」です!
類語には「一番槍」や「先駆」などが挙げられます。
漢字では、わかりやすく「先駈け」や「先駆け」と表現する場合もありますね。
また、「さきがけ」には、北斗七星の第一星という意味も。
とてもかっこよく、美しい漢字ですよね。
だから「魁斗くん」などのように、多く人名漢字に選ばれるのかもしれません。
北斗七星を見る機会があれば、ぜひ「あれは魁っていうんだよ」と言ってみてくださいね!
「梯」読み方のヒントは?
「梯」は、川や谷などを渡るために使われるものを表します。
通常通るには難しい場所を通過するためのもの……という意味合いが強いようですね。
そのほか、「仲介者」的な意味合いで使われることもしばしば。
「A町とB市が和解するための〇〇〇〇となる」のような言い方をします。
「梯」の読み方、正解は……
「梯」の正解は……
「かけはし」です!
架け橋、掛け橋などと表現することもありますが、「梯」と漢字一字で表現することもあるのですね。
ドラマや時代劇なんかで、
「頼む!俺とあいつの梯になってくれ!」と頼んだり、
「両国和解の梯となろう!」と立ち上がったり……
そんなシーンを見かけることもありますよね。
また、日本には「梯」を名字に持つ方がおよそ2,500人いらっしゃるそうです。
なんだかとても縁起が良さそうな、素敵な名字です!
「若毛る」読み方のヒントは?
ヒントは、声を出さずに笑う様子を表した言葉です。
類語としては
「ほくそ笑む」
「口元がゆるむ」などが挙げられます。
「若毛る」の読み方、正解は……
正解は・・・
「にやける」
です!
「若毛る」は、初めは男性がなよなよしている様子を表す言葉でした。それが転じて「浮ついた様子」を表す時にも使われ始めます。
「男なのにメイクなんかして若毛たやつだ」のような感じですね。
しかし時代と共に意味が変化し、今では男女問わず薄ら笑いを浮かべているという意味で使うことが一般的になっています。
「にやにやする」と「にやける」の語感が似ているため、このような変化が起きたと言われています。
私たちが普通に使っている漢字のどれかは、あと何十年かしたら全く別の意味になっているかもしれないと思うと面白いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!