「金と糸と雀」。字だけ見るときらびやかな、高貴な雀の王様というようなイメージがしますね。
さあ、この「金糸雀」、いったい何と読むのでしょうか?
「金糸雀」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナ表記で「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ 金ではありませんが、字のとおり鮮やかな黄色の鳥です。
ヒント③ ペットとしてもメジャーで、鳴き声が素敵です。
「金糸雀」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「カナリア」です!
カナリアって漢字があるの?と思った方も多いと思いますが、古来からその姿形から世界中でペットとして飼われてきたので漢字圏でももちろん有名です。
日本の歴史では、江戸時代にスペイン人の船員から持ち込まれ、飼い鳥として品種改良されてきたとされています。
一方で、毒物に敏感である生態から、世界中で鉱山発掘時などの毒ガスの検知や実験動物としても用いられた悲しい歴史もあります。
ただ、やはりその美しい鳴き声と鮮やかな黄色の姿から当初は「富豪のペット」とされていましたが、だんだんと一般人のペットとしても親しまれてきました。
現代では、黄色だけなく赤や白などたくさんの色とりどりの金糸雀が美しいさえずりを聞かせてくれるようになりました。