2文字目の「曼」って、「ウナギ」の右側の文字と同じですね。
じゃあ、「ウナギ」に近い読み方?と思った方、実はこの文字だけでも漢字検定1級の難問なんです!
「曼」は、「まん」や「ばん」と読み、①ひっぱる ②ひろい の他に、③美しい といったいろんな意味を持つ漢字です。
1文字だけなのにこんなにも意味をもつ字に「阿」がついて、いったい何と読むのでしょうか?
「阿曼」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 通常はカタカナで読み、「〇〇ー〇」の4文字です。
ヒント➁ 中東にある国の名前です。
「阿曼」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「オマーン」です!
音読みすれば「あまん」ですので、かなり正解に近くはなりますね。
サッカーが好きな人であれば、日本戦に立ちはだかる壁として「オマーン」という国名は聞いたことがあると思います。
「オマーン」は、アラビア半島の東端にある国で、アラビア海とオマーン湾に面しています。北西にはアラブ首長国連邦、西はサウジアラビアがあり、絶対君主制の国として有名です。
また、首都の名前は「マスカット」。砂漠の国なのに首都はみずみずしい果物の名前で、その対比が個人的に面白いなぁと感じてしまいました。
冒頭でも述べたとおり、「阿曼」はただの発音としての当て字だけでなく、国の名前に「ひろい、美しい」という意味の漢字が使われているのがとても素敵ですね!
砂漠の中にある美しい国、それが「阿曼」です。