「雪ぐ」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「雪」自体はなじみ深い漢字ですが、
「雪ぐ」と書いて「ゆきぐ」「せつぐ」とは読みません。
わからなかったあなたは、
下記の解説を参考にしてくださいね。
「雪ぐ」の読み方のヒントはコレ!
まずはヒントとして「雪ぐ」の意味を紹介します。
- 【意味1】水で汚れを洗い落とすこと
- 【意味2】恥や汚名を新たな名誉を得ることによって消すこと
洗うという単語から連想すれば、自ずと答えが見えてくるはずです。
そろそろわかりましたか?
「雪ぐ」の読み方!正解は…?
「雪ぐ」の読み方、正解は……
「すすぐ」または「そそぐ」です!
「雪ぐ」の意味を再度見てみましょう。
- 【意味1】水で汚れを洗い落とすこと
- 【意味2】恥や汚名を新たな名誉を得ることによって消すこと
名詞の「雪」に送り仮名がつくことで、上のような意味を持つ動詞になるんです。
ちょっと腑に落ちない方もいるのではないでしょうか。
「雪ぐ」の同訓異字語は?
せっかくですので、「雪ぐ」の同訓異字語についても見てみましょう。
- すすぐ:濯ぐ/漱ぐ/洒ぐ/雪ぐ
- そそぐ:濯ぐ/雪ぐ
ちなみに、「雪ぐ」の表記を使うときは
「恥や汚名を洗い流す」という意味を当てはめるのが一般的です。
一方、「単純に汚れを落とす」の意を指す場合、常用漢字である「濯ぐ」を用います。
このような違いを知っておくと、箔が付きますよ。
まとめ
「雪ぐ」は「すすぐ」または「そそぐ」と読み、
「恥や汚名を洗い流す」の意で使用される言葉です。
わからなかった方は、意味や同訓異字語とあわせて覚えておきましょう。