今日の難読漢字は
「馬穴」
「沙翁」
「卓別麟」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「馬穴」!
唐突に「馬の穴」って言われると、やっぱりアレしか思い浮かばないのは私だけでしょうか・・・。
「馬」と「穴」は、どちらも簡単な漢字ですが、馬は巣穴を掘る動物でもないですし、やっぱり「馬と穴」が合わさってしまうと、もう他のものがまったく思い浮かばないですね。
というか、冒頭にそのイメージがついてしまったので、もう、ヒントに頼るしかありませんっ!!
「馬穴」の読み方のヒントはコレ!
単純に音読みにしてみましょう。
「〇〇〇」の3文字です。
「馬穴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「バケツ」です!
「バケツ」は、もう皆さんお馴染み、水を入れる取っ手のついた桶のようなものですね。
主に、液体や液状のモノを一時的に保管したり運搬する場合に使う道具です。
ホームセンターなどで陳列された商品を見る分には、基本的に蓋がないものが主流ですが、商品によっては蓋つきの「馬穴」もあるようです。
ちなみに、バケツの語源は英語の「bucket」に由来していて、この発音を日本語風にして「バケツ」と言うようになったんだとか。
そこから転じて、音読みで「馬穴」という漢字が当て字として使われるように。
でも、一つ一つの漢字が意味を持つことも前提につけて欲しかったですね・・・。
次の難読漢字は「沙翁」!
今回の漢字はかなり難しい、「沙翁」。
一見、「さおう」や「しゃおう」とも読めるこの漢字、間違ってはいませんが、ずばりの名称があるんです。
タイトルにも書きましたが、ヒントは夏目漱石。
彼の作品を全て読みつくしている方にはサービス問題かもしれませんが、そうじゃない人は頑張って考えてみてください!
「沙翁」の読み方のヒントはコレ!
ずばり人物名です。
「〇ェイ〇〇〇〇」の7文字です。
「沙翁」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「シェイクスピア」です!
「シェイクスピア」といえば、世界的に有名な劇作家・詩人ですね。
フルネームは、「ウィリアム・シェイクスピア」で、誰もが知る「ロミオとジュリエット」などの名作を作った作家として知られています。
彼が活躍した時代は1600年前後のイギリス。
ルネサンス演劇を代表する人物の一人で、卓越した内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われているそうです。
「シェイクスピア」の代表作は「ロミオとジュリエット」の他にも、四大悲劇「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」や「ジュリアス・シーザー」など、数多くの名作が今でも残っていて、映画にもなっていたりしますよね。
「沙翁」、偉大です!
最後の難読漢字は「卓別麟」!
食卓の「卓」に「別」、そして空想上の生き物の麒麟の「麟」。
そんな3文字が合わさっても、まったく意味不明なので、おそらく音読みによる当て字なのでは?と予想できますが、どうでしょうか?
ここで書きすぎるとヒントにはなってしまいますが、発音による当て字なら「茶府麟」の方が断然いいように思いますが・・・。
さあ、もう分かってしまった方もヒントを見て確信に変えてみてください!
「卓別麟」の読み方のヒントはコレ!
ずばり人物名です。
サイレント映画といえばこの人!
「卓別麟」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「チャップリン」です!
「チャップリン」といえば、無音映画のコメディアンとして、誰もがテレビなどで見たことがあるでしょう。
フルネームは、「サー・チャールズ・スペンサー・チャップリン」といい、イギリス生まれのタレントさんです。
タレントといっても、日本のタレントというより、まさに「才能」の塊。
映画界においては、俳優、脚本家、プロデューサーに留まらず、なんと作曲までしている「卓別麟」。
ちょび髭をつけてステッキを持っている姿ばかりが印象に残っている彼ですが、すごいマルチな才能をもっていたなんて驚きですね!