今日の難読漢字は
「芍薬」
「星霜」
「冬瓜」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「芍薬」!
いきなりつまずいてしまいますが、1文字目の「芍」は漢字検定1級の難問です・・・。
むしろ、この漢字を使った言葉は「芍薬」以外には思いつかないくらい、この言葉のためにあるような漢字です。
2文字目が「薬」ですので、「〇〇やく」と読む、何かの薬だと予想できますが、どうでしょうか?
ここは素直にヒントを見ながら考えていきましょう!
「芍薬」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇やく」の5文字です。
これは「薬」ではありません。
「芍薬」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しゃくやく」です!
「芍薬」とは、知っている人と知らない人が二分してしまうような言葉だと思いますが、花の名前です!
初夏になると、大きな「ボタン」のような白やピンクの花を咲かせ、幾重にも花びらがあるのでとても綺麗です。
また、「薬」の字が使われていることから想像できますが、「芍薬」は昔から「鎮痛剤」や「止血剤」などの用途があり、鑑賞用だけでなく人々の生活を支えてきた花です。
「綺麗な花にはトゲがある」という言葉がありますが、「芍薬」は綺麗で薬にもなる、完璧な花なんですね!
次の難読漢字は「星霜」!
「星の霜(しも)」と書いて、「星霜」。
字だけ見ていても、綺麗というイメージしか思い浮かびませんね!
雪が降った時、手のひらにのった雪をよーく見てみると、星型をしている結晶もあったりして、子どもながらに感動した覚えがあります。
おもちゃの顕微鏡などで覗いてみれば、もっと鮮明に見る事ができますが、雪や「霜」と「星」は何か関係がありそうですね!
今回は、とっても素敵な言葉!
ぜひこの機会に覚えて使いこなしてくださいね。
「星霜」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇う」の4文字です。
2文字目の読み方は、「霜害」と同じです。
「星霜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「せいそう」です!
「星霜」とは、「1年」や「過行く年月」なんかを表したりする言葉です。
成り立ちとしては、「星」が1年間で天を1周することと、「霜」は冬になると必ず訪れる現象であることから、その2つの漢字をもって「1年」と表現したそうです。
難読漢字も、当て字や意味から付けたものがありますが、今回のものはまさに意味から漢字が作られたもの。
読み方も意味もとても文学的で素敵なので、メールを送るときはもちろんですが、心のこもった手紙で使うと効果絶大ですよ!
最後の難読漢字は「冬瓜」!
今回の漢字はサービス問題です!
逆に言うと、読めないとちょっと恥ずかしいかも・・・。
知らない人は、ぜひこの機会に読めるようになりましょう!
普段から、スーパーや八百屋で買い物をしている人なら、必ず見たことがある漢字ですので、自信をもって回答してくださいね!
ちなみに「冬瓜」を読めるだけでなく、その姿かたち、いつ買う(獲れる)ものなのかも考えてみてください。
「冬瓜」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
見た目は大きいキュウリ?ヘチマ?
「冬瓜」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「とうがん」です!
「冬瓜」は、「冬の瓜(うり)」と書くことからも、秋から冬に出回る野菜の一つです。
スーパーや八百屋で商品として並ぶのは冬の時期になりますが、「冬瓜」の旬の時期は何と夏なんです!
意外にも、冬の食べ物と認識している人も多いですが、夏に旬を迎える野菜なのに、つるを切らない「玉のままであれば冬まで保存が可能」ということから「冬瓜」と呼ばれるようになったそうです。
いろいろな料理に使われますが、「冬瓜」の約95%は水分という、ほとんど栄養もない野菜にありますが、その変わりにカロリーはめちゃくちゃ低いんです!
これはダイエッターにとっては外せない、あらたな救世主の到来ですね!