今日の難読漢字は
「硯」
「暖簾」
「炬燵」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「硯」!
「石へん」に「見る」と書くこの「硯」、成り立ちはシンプルな漢字ですが、普通に生活していてあまり見かけない漢字ですね。
「石が見る」または「石の上から見る」と捉えてもなかなかピンと来ませんが、この「硯」は小学生もよく使うものなんです!
あ、でも小学生が使うものは「石」とは関係ないですよ!
「硯」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
小学生が使うものはプラスチック製のものがほとんどです。
「硯」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「すずり」です!
「硯」とは、書道をするときに墨汁を溜めておく入れ物のことです。
現在でも、小学校で習字を授業でしますので、誰もが「硯」を使ったことがあるはず。
でも、現代の「硯」はプラスチック製のものが多く、書道を嗜む人であっても陶器のものはあってもなかなか本物の石を削り出して作った「硯」を使う人はあまりいませんね。
昔は、「硯」といえば字の成り立ちが示すように、「石を削って作ったもの」がメジャーだったようですが、なんだか雰囲気があって格好いいですね!
次の難読漢字は「暖簾」!
今回の「暖簾」という漢字、見るからに「暖かい」何かの感じがしますね。
コタツ、暖房、毛布、電気カーペット・・・
冬の寒い部屋を暖かくしてくれる何かの暖房器具だと思えてきますが、実は直接「暖かい」と感じるものではありません。
ヒントといえば、ひと昔前の台所にはどこの家もこれを付けていたアレです!
「暖簾」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
ラーメン屋さん、居酒屋さん、焼き鳥屋さんの入口にあります!
「暖簾」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「のれん」です!
「暖簾」とは、昔からあるお店や飲食店などの入口に吊り下げられた布のことです。
通常は、縁起が良いように奇数枚の布の上部を縫ってつなげ、その下はそのまま垂れ下げて使います。
「暖簾」の字が示すように、用途としては外気をシャットアウトして室内の気温を保つために使われてきました。
現在では、エアコンが一般的になったので「暖簾」としての用途はあまり意味をなさなくなってきましたが、でも、やっぱり「やってる?」と言いながらくぐりたいのは人間の性ですね!
最後の難読漢字は「炬燵」!
突然ですが、漢字ってずーっと見てると変な感じがしてくるのは私だけでしょうか?
見慣れた漢字でさえ不思議な感じになりますが、今回の漢字なんか2文字とも「火へん」だし、2文字目に至っては右側が「達」と微妙に違っていたり・・・。
右側の部分だけで読むと「きょだつ」とか「きょたち」なんて読めてしまいますが、これはもちろん違います。
強いてヒントを言うなら「火へん=熱いor暖かい」です!
「炬燵」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
冬になったらぜひ出してきて使いたいものです。
「炬燵」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こたつ」です!
「炬燵」といえば、日本人のソウルグッズと言っても過言はないですね!
暖房器具の一種で、床や畳の上に置いてあるテーブルや机に布団ような暖かい布を被せたものです。もちろん、中を温めるために電熱ストーブのような小さな熱源が仕込まれています。
昔はこれが木炭や練炭を七輪のような容器に入れて使っていたようですが、一歩間違えれば火事や火傷の恐れがあるという、なんとも諸刃の剣のような家具だったそうですよ!